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美容外科ブログ

2023年9月20日
久しぶりの海外(インドネシア)旅行で気付いたこと

2020年初頭突如勃発したパンデミック以前は、学会参加を主体にしょっちゅう海外旅行に出かけていたのに、この前代未聞のイベントを契機に過去3年間、例外的に一度のみ敢えて訪れた中国・上海出張を除け、ば海外へ向かう僕足は”ピタッ”と止まっていました(O_O)

そしてこの3年間、世界は激変しその筆頭がロシアvsウクライナ戦争で、それまで世界中に供給されていたウクライナ産小麦が輸出が滞ったのをきっかけに食料品・高騰が始まり、更にはロシア製天然ガス・石油の世界的供給にも悪影響が及んだ結果、燃料費をはじめありとあらゆるモノの物価上昇(インフレ)状態に陥りました。。

さらに悪いことに、世界中で起きているインフレに追い打ちをかけかの如く、日本の少子高齢化加速・人口減少・経済力低下を繁栄する急激な円安が進んだ結果、日本人の海外旅行に大変不利な状況となり、余程の理由が無い限り海外に出かける気にならないのは僕だけではないはずです(>_<)

その証拠にほぼパンデミック終了で迎えた今年夏休みの海外旅行客数は、120万人とパンデミック前(2019年)の40%程度に留まっており、しかもその目的地は韓国・台湾・ハワイなどの近場に2~3泊程度の小旅行が殆どで、以前のようにヨーロッパ・米国を訪れる旅行客は激減しています(O_O)(O_O)

前置きが長くなりましたが、そんな海外旅行への激しい向かい風が吹き荒れる中、先日僕はインドネシアを訪れましたが、その理由はこの国が親日国の筆頭であり日本人にとって居心地が良いこと、天然資源・自然の恵みが豊かなお陰で、世界的に波及したインフレの悪影響を殆ど受けておらず、円安の悪影響無しに旅行出来ると判断したからです(^_^)

経済的な細かい話をすると、インドネシアの通貨単位ルピアはパンデミック以前100円=15,000ルピアでしたが、米ドルに連動したルピアは当然最近の円安傾向にて現在100円=10,000ルピアと、以前の1.5倍にルピア価値も上昇しましたものの、それでもインドネシアの物価自体がもともと安いので依然割安感を感じます。

夜行便で真夜中に羽田を立ったガルーダ航空機は、日本より2時間遅れ時差があるジャカルタ空港に現地時間で早朝6時頃到着後、現地(中華系)友人たちに出迎えられ、その日はちょうど日曜日だったので中華系の人たちが週末好んで食べる、所謂”飲茶”(中華料理店で伝統的な数々の一品料理の中から好きなものを選んで食べる)に出向きましたが、十分に美味しい料理をしかもお腹いっぱい食べて1人2,000~3,000円と円安も全く気になりませんでした(^_^)

さてこの海外旅行で僕が気がついたパンデミック前・後の違いですが、真っ先に空港で感じたのが本当にパンデミックが存在していたのだろうか?!、もしくはあの期間に訪中した際の中国・日本両空港で経験したあの物々しい検疫等の一体何だったの??と感じさせるほど、PCR検査施設などの面影や跡形も全て完全消滅、消し去られていたのに驚かされました(゚◇゚)ガーン

当然、イミグレーション(入国審査)・通関もすべてパンデミック以前の状態に戻り、旅行期間中インドネシアでは誰1人パンデミックについて語らなかったし、全国民がマスク無しだったのでで、上記の如くパンデミックなんて存在しなかったのでは??。。と頭をかしげました(O_O)

もう一つの驚きはインドネシアの急速なデジタル(近代)化で、かつてこういった分野でやや遅れを取っていたインドネシアも、今やネット環境はほぼ日本並みかそれ以上に進歩していたし、更にジャワ島(インドネシアで言うところの本州)の西から東まで、新幹線と高速道路共に開通したお陰で交通の便が飛躍的に向上し、その追い風で日進月歩で経済発展を続けています。

パンデミック前の旅行の際、必ず僕はネットに繋がる為の”モバイルWi-Fi”を持参したものですが、もはやそれも時代遅れで、今や”eSIM”と呼ぶ仮想SIMカードを旅行前にネット購入し、現地に到着してその”eSIM”をオンにすれば自分の電話番号のまま、しかも格安で日本と同様なネット(データ通信)使用が出来るようになっていました。

このように”浦島太郎の玉手箱”とまではゆかなかったものの(笑)この3年間、インドネシア一国にしてもこのような大変革が起きていた訳で、今後僕は時代の波に置き去りにされぬよう、パンデミック以前の頻度までとはゆかなくとも、年に一度くらいは海外旅行に出かけたいと思いました(^0^;)

(インドネシアの小島へ渡るセスナ機のコックピットにて)

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