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症例写真詳細

63歳 女性/治療年月日:2010年5月25日

(1)治療前正面
(2)治療後正面
(3)治療2週間後正面
(4)除去されたバッカルファット左
(5)除去されたバッカルファット右

診察

以前より頬のたるみが気になっていたそうです。
これまでエステや化粧品等を使用し、頬のたるみを改善しようと試みましたが、画期的な効果は得られませんでした。
しかし、メスを用いた頬のたるみ改善治療、いわゆる“フェイスリフト”手術は皮膚切開を伴うため傷跡が残存し、長期の回復時間が必要と言われ、この治療を断念したとのことです。
当クリニックで皮膚切開を行わず、口腔内から頬のたるみ治療を行った知人の紹介で、この方法であれば治療を受けてみたいと思い来院されました。

経過

美容治療経験なし。

治療方針

治療前写真-1の如く、頬のたるみ症状を認めます。
頬のたるみ要素(頬脂肪、バッカルファット)が存在するため、ほうれい線や口角線(いわゆる“マリオネットライン”)が深くなっています。
老化を強く感じさせるこういった頬のたるみや口周囲のしわは、加齢とともに生じる頬脂肪(いわゆる“バッカルファット”)の下垂が主な原因です。
この症例のように、63歳と比較的高齢な場合、皮膚のたるみも生じていますが、バッカルファットを適切に除去すると、頬のたるみは大幅に減少し、口周囲のしわが浅くなると判断し、口腔内から行う頬たるみ脂肪治療を行いました。

治療後の評価

治療直後の写真-2を観察すると、やや麻酔の影響で皮膚にこわばりがあるものの、頬のたるみがすでに解消されていることがわかります。
治療前の頬のたるみは左側が右側よりやや大きいため、頬から除去された脂肪量も左>右となっています。
治療効果は時間の経過とともに良好な結果が期待されます。
この患者様の場合、過去にフェイスリフト手術を受けた知人に、極端な皮膚のつり上げを行い、いわゆる“マスク様顔貌”のような不自然な治療結果を見たことがありフェイスリフト手術を受けることに不安を抱いていたようです。
バッカルファット除去による頬のたるみ治療は、頬のたるみの原因となっている下垂脂肪を軽減させるだけなので、自然な治療結果が得られます。
また、皮膚切開を伴わないので、回復が早く、誰にも気がつかれることなく治療を終えることができます。
治療直後の写真-2を観察すると、やや麻酔の影響で皮膚にこわばりがあるものの、頬のたるみがすでに解消されていることがわかります。
治療前の頬のたるみは左側が右側よりやや大きいため、頬から除去された脂肪量も左>右となっています。
治療効果は時間の経過とともに良好な結果が期待されます。
治療2週間後の写真-3を観察すると、治療前と比較して頬から口角にかけてのラインが細くなり、顔下半分の横幅が縮小したことがわかります。
また、頬の咬筋裏に存在した下垂脂肪が減った分、時間の経過とともにリフトアップ効果が期待されるでしょう。

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