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症例写真詳細

33歳 女性/治療年月日:2009年8月11日

治療前
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治療直後
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治療8日後
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治療1ヶ月後
治療1ヶ月後拡大

経過

以前より目の下のクマ(くま)が気になり、8年前に他院で目の下のクマ(くま)、たるみ皮膚切開法による治療を受けました。しかし、症状はすぐに元に戻ってしまい、改善効果が認められなかったとのことです。現状を打開する方法を模索しているうちに当クリニックのホームページを見つけ受診されました。

治療方針

治療前写真-1,2の如く、目の下のクマ(くま)存在を認めます。
下睫毛直下に8年間に他院で行った目の下のクマ(くま)、たるみ皮膚切開法による軽度の瘢痕を認めます。
この患者様の目の下のクマ(くま)、たるみは、皮下軟部(脂肪)組織の構造的な位置関係が主な原因です。この状態を改善すべく、目の裏側から行う目の下のクマ(くま)、たるみ治療(経結膜的下眼瞼形成術)を行いました。

治療後の評価

治療直後の写真-3,4を観察するとやや腫れがありますが、了解可能範囲内に収まっています。
治療8日後の写真-5,6では眼輪筋部がやや腫れていますが、治療前に認められた目の下のクマは改善傾向にあります。

治療1ヶ月後の写真-7,8を見ると、8年前に他院で施行した皮膚切開法で改善されなかった目の下のクマ(くま)、たるみが大幅に解消されました。
その理由は目の下のクマ(くま)、たるみは、皮膚のたるみが原因ではなく、皮膚奥にある皮下軟部(脂肪)組織の構造的位置関係が本当の原因だからです。
わかりやすく説明すると、皮下軟部組織が目の下のクマ(くま)、たるみを強調させているのでこの部位を調節しできるだけ目立たなくさせました。
目の下のクマ(くま)、たるみは皮膚自体の色素沈着やたるみが本当の原因ではありません。皮膚は皮下組織の状態を表面的に伝えているだけで、本当の原因は皮下組織に存在します。
この症例のように8年前に皮膚のみの切除を行っても、ほとんど改善効果が得られなかったことが、この事実を証明しています。
本症例のように、他院の目の下のクマ(くま)、たるみ皮膚切開法後の下睫毛部傷跡があまり目立たなかったことは幸いです。しかし、手技具合よっては、傷跡が目立つ可能性がありました。また、皮膚切開法では眼輪筋を損傷する可能性があり、目の下の膨らみ(いわゆる“涙袋”)が消失して平坦となります。目の下が平坦になると、目元の表情が不自然になるのみならず下眼瞼が外反気味になりドライアイを誘発する可能性もあります。
このように、皮膚切開法に伴う後遺症発生の可能性を考慮すると、目の下のクマ(くま)、たるみ治療は、皮膚自体に明らかなたるみを認める場合を除いて、出来る限り皮膚切開を行わず目の裏側から行うべきです。

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