2026年2月21日
GLP−1受容体作動薬-2
前回このシリーズブログでは、我々にとってダイエット(体重減)が如何に困難であるかの理由を述べ、頑張ってダイエットしても止めた途端また元の体重に戻って終わるならまだしも、かえって体重が増加したりと四苦八苦せざるを得ない現実を前半で述べ、”ダイエットは不可能に近いのか。。”と思っていた矢先、数年前からダイエット救世主の如く出現したのが”GLP−1受容体作動薬”で、この薬を使用すると嘘のように食欲抑制され、その結果ほぼ100%体重減少が得られることを述べました(O_O)(O_O)

(CUVO A Photo Collection-「痩せる苦悩」より抜粋。)
実際世間ではこの薬が飛ぶように売れ、世界中の少なからずの方々、しかもダイエットが難しくなる中高年層のみならず、モデルさんのような痩せスタイルを望む若い女性までこの薬を使用しているらしいので、この事実にて本薬がいかに効果的かを物語っいますが、ではどんな物事にもメリット・デメリットがあるにも関わらず、この薬の強いダイエット効果を盲信して、すなわちなんらこの薬のデメリット・リスクを知らずに使用しても良いのか?について検証したいと思います。。

(CUVO A Photo Collection-「Pros&Cons」より抜粋。)
前回ブログ最後で述べたように、もし僕がダイエットする際”GLP−1受容体作動薬”を使用するか問われたら、「とりあえず止めておきます。。」というのが正直な答えで、これは僕の”カン”に過ぎませんが何となく人工ホルモン(”GLP−1受容体作動薬”)の体内注入に抵抗があるのと、そもそも食べ物の種類とその食べ方の工夫で体を太りにくい(中性脂肪・皮下脂肪を溜め込まない)体質に変換出来るので、本薬剤に頼らなくてもダイエット可能なのも、僕がこの薬を頼らないもう一つの理由です。

(人工ホルモン-GLP-1受容体作動薬-の元素材になる生物”アメリカドクトカゲ”)
そこで僕は栄養・食事に詳しい米国人医師YouTuberで、”GLP−1受容体作動薬”の良し悪し詳細を述べた動画をジックリ拝見しましたが、インスリン・グルカゴン・GLP-1などのホルモンが我々の代謝・食欲を司っており、ご存知の通りインスリンは血糖値を下げ食事後グルコースを中性脂肪として蓄える作用、グルカゴンはその逆で空腹時に血糖値を上げ、中性脂肪をグルコースに変換する作用を、そしてGLPは消化管に食べ物が入った時、食べ物の消化管滞在時間を長くしたり食欲抑制する作用を有していることを確認しました。

(CUVO A Photo Collection-「インスリンとグルカゴン」より抜粋。)
そこまでは”なるほど。。”と納得するし、”ならば食欲抑制するGLP−1受容体作動薬の使用にさほど問題無いのでは??”とも思いますが、そのYouTube動画を最後まで視聴すると、どうやら問題はGLP−1はあくまで満腹時(胃に食べ物が入った時)に体内から分泌されるホルモンなのに、それを満腹・空腹にかかわらず外から注入した際、人体へどのような影響を及ぼすか計り知れないこと、そもそも人体は何万年もかけてこういったホルモン代謝機能を獲得し、しかもそのホルモン量はナノ単位で調整されているのに、果たしてダイエット目的でこの人工ホルモンを安易に使用してこのデリケートな代謝バランスが崩れないのか?との疑問に思ったところ、この動画の最後でYouTuber医師は「賢い皆さんは、この動画を観たら”GLP−1受容体作動薬”を使うべきかどうか判断つくはずですよね。。」と言ったのが妙に印象的でした。。(O_O)

(CUVO W Photo Collection-より抜粋。健康や体型維持の為毎日自転車通勤をするDr.CUVO)
執筆:Dr.CUVO
編集:スタッフF
