2022年9月21日
Alone-2
前回ブログでは僕が最近”ハマっ”たサバイバル番組”アローン”について、我々が大自然の中に放り出せれると真っ先に必要なのは、雨風をしのぎ、クマやクーガー(大型の山猫)などの天敵から身を守るシェルター(居住空間)造り・飲み水・火の確保で、食べ物の心配は二の次と伝えましたが、今回はさらにその内容を掘り下げようと思います。
ボートでバンクーバー島のそれぞれの場所に振り分けられた10人の挑戦者たちは、普段の生活から解き放たれた開放感で意気揚々とし、最初から与えられたテント布と木々を用いてシェルターを作りますが、くじ引きで地形の悪い場所に振り分けられた挑戦者は、シェルターすら設置できず場所選びで最初から苦労しなけれなりません。。
南向きで平らな土地に落ち着いた人は日当たりが良くて暖かいし、シェルター設置にもなんら苦労なく出来たのでこの挑戦が最初から上手くと楽観的でしたが、急な崖下に配置された人は日当たりは悪いし体を休める平らな場所も見当たらず、挑戦開始と同時に苦労を強いられました(>_<)
なのでこの挑戦は、くじ引きの振り分け場所の良し悪し次第で勝敗が決まる??と思ったのですが、それは全く同一条件の場所で挑戦するのではなく、各挑戦者が振り分けられた場所は僕に言わせると天と地ほど差があったからです(゜◇゜)ガーン
たとえば川のほとりの穏やかな場所をくじ引きで引いた女性挑戦者は、ちょくちょく川の対岸にクロクマが出没するもののそれは食べ物がある証拠で、その川には秋のこの時期鮭が遡上するので、それを食べにクマがやって来るのです。
なので彼女はその川に、挑戦者たちに予め与えられた刺し網(魚のエラを引っかける特殊な編み)を仕掛けた結果、毎日鮭が得られ他挑戦者が遭遇する食糧不足が最初から回避され、余裕で勝ち残るだろうと僕は予想しました(^_^)
一方、急峻な崖下に振り分けられた40代中半の男性挑戦者は不平不満ばかりつぶやき、時にはやり場のない憤りを汚い言葉で叫んでいたので、彼は直ぐにリタイアするだろうと思いましたが、興味深いことに必ずしも恵まれた場所を得た挑戦者が勝ち残る訳ではないことでした(O_O)
この番組はかなり面白く既にシーズン1,2を視聴しましたが、毎回10人がこのサバイバル生活に挑戦し、最初の数日で2~3名が早々にリタイア、その後7~8名は1ヶ月以上継続するものの、それ以降またバタバタとリタイア者が出現し、挑戦から2ヶ月近く経過した最後は両シーズンともたった2人の壮絶なサバイバル・バトルとなったからです。
ここで早期落後者の特徴を示すと、まずは天敵動物(クマ、クーガー、オオカミ)たちにただならぬ恐怖感を抱き、夜間テントにクマが近寄ってきた時点で緊急救助を要請するほどで、そのリタイア者曰く「5000万円の賞金も命を失う価値はないからギブアップ」と早々に去って行きました。。
早期リタイアを強いらた次の特徴は不注意な人たちで、例えばライフライン(生命維持)に最も重要な火を起こすた”火打ち石”を誤って紛失した人は即座にリタイアせざるを得なかったし、”火”を燃やす燃料の薪割りも斧で行いますが、その薪割り最中に手を深く損傷した人も直ぐにリタイアとなり、ほどなく救助船が彼女をバンクーバーの救急病院へ運びました(O_O)
さて次回は1ヶ月以上頑張ったのに中途リタイアした人たちの話と、最後まで勝ち残った人と他の挑戦者のとの違い・特徴、そして僕がこの番組を観てから感じた我々の生きる意味・人生の価値についても述べたいと思います。