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美容外科ブログ

2022年9月21日
“ホリエモン”の新著「ゼロ」を読んで

先日ライブドア事件で世間を騒がせた、”ホリエモン”こと堀江貴文さんの新著”ゼロ”の記念パーティーに友人の紹介で出席した。この本がつい最近、売り出されていることを僕は知っていたが、何故か購入してまで読むこと躊躇った。

2000年前半”IT貴族やヒルズ族”などの言葉が流行り、お金を稼ぐ人や一攫千金を成し遂げた人が偉い、もしくはお金がすべて、お金があれが何でも出来るといった風潮の代表格が誰を隠そうホリエモンだった。そういった拝金主義の象徴に見えた”ホリエモン”に僕は批判的な目を持っていたのが、彼の新著購入を躊躇った理由だろう。

僕をはじめ、普通の人たちは日々コツコツ働き、その仕事分だけ収入を得るのが当たり前で、それが正しい価値観だと信じてこれまで生きてきたし、これからもそうやって生きてゆくべきだと思っていた。

ところがその当時、インターネット関連ビジネスで頭角を現した人たちの中には、”IT革命”と呼ばれる隆盛に便乗し、株などの投資で大成功したり、起業した会社を数年以内に上場させて一夜にして億万長者になるものが現れた。

実際、当時飲み明かした後、一緒に寝泊まりする中だったの僕の友人は、起業した会社を物の見事に上場させ、たとえ僕が100年働き続けても稼げないほどの富を一瞬で手に入れた。その友人の大成功?を目の当たりにした僕が感じたのは”正直者が馬鹿を見る”のが現代社会ということだった。

だが当時の風潮を僕が”正直者が馬鹿を見る”と感じたのは、実は僕自身が完全に拝金主義に陥っており、それを見事に成し遂げた友人の姿を羨ましく思っていたからだと、今になって気づき反省している。

発刊記念パーティーでは”ホリエモン”が最近執筆した”ゼロ”という本を頂いたので、正直書店で買わなくて良かったが早速拝読した。そしてこの本を読んだ後、僕の彼に対するイメージは180度変わった。

この本を読む前、僕は”ホリエモン”を世渡り上手な典型的な拝金主義者だと思っていたが、実は本当の彼はその正反対であった。彼は”働く”ことにこそ最大の価値のあること、お金はあくまでその対価として後からついてくるに過ぎないこと、そして出来るだけ沢山のお金を稼ぐためだけに働くことがいかにナンセンスかをしっかりと理解していた。

彼は証券取引法違反で刑に服していたとき、なんと1000冊もの本を読破するほどの努力家であることも知った。そして新著発刊記念パーティーで、彼は5分ほどのスピーチを行ったが、まだ40歳そこそこの”ホリエモン”はとてもノリが良く、パワー溢れる人間であることも知った。

新著書の中で彼は、「人は思考を停止した時点で老化一気に進む」ことを何度も述べている。僕も医療従事者としてまったく同感であり、日々精一杯、頭も体も使っている人ほど生き生きとしていることを日々目の当たりにしている。

彼が過去に社会的制裁を受けたのは事実だけれど、もうそれは過去のこと。僕は”ホリエモン”がひたすら前向きに生き、将来に希望を求める根っからの楽観主義的なところに大変共感を受けた。そしてこれからの”ホリエモン”の活躍が楽しみだと感じながら本を読み終えた。

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