CUVO

オリジナルEYEデザイン

美容外科ブログ

2022年9月21日
マヤ歴終焉騒動について

1999年のノストラダムス世紀末予言の後、今度はマヤ歴終焉説が話題となっていた。宇宙に関する卓越した知識を有していたとされる古代マヤの人々が、2012年12月21日にマヤ人の暦が終了するので、我々現代人たちはこの日が世界の終焉を意味するのではないかと危惧したのだ。このマヤ歴終焉と世紀末を絡めた天変地異の映画等も放映されたせいか、この事実を知る誰しもが心のどこかに一抹の不安を持ちながらこの日を迎えたに違いない。

マヤ歴終焉に関する情報は、テレビなど一般メディアで広がらなかったものの、ネッでは無数の情報が掲載されていたようだ。そして中国では、ある新興宗教団体が世界終焉を口実に、信者たちから財産をだまし取ったとして詐欺告発を受けたようだ。また西欧の現実的な人々は、12月21日の天変地異に備えてシェルターなど、安全な場所に避難した人たちがいたらしい。

ところマヤ歴終焉に関する日本人の反応は至って冷静で、こういった非科学的な噂を按ずるより、明日の我が身の方が心配というのが一般的だったようだ。僕も数年前、初めてマヤ歴終焉説を知って以来、何故かこの予言にある程度の信憑性があるような気がしてならなかった。その日以来、この予言を常に頭の片隅で気にしながらこの日が来るのを待っていたのだ。

そしてついに12月21日はやってきたが、結局天変地異は起こらず平穏無事に過ぎ去り、いつもどおりのクリスマスや年末を迎えられた。そこでこの騒動の原因を冷静に分析してみた。2008年秋に発生した世界規模の経済ショック以降の4年間、我々の社会は出口の見つからない閉塞感に捕らわれてしまった。この閉塞感を打開する何かを期待する我々の心が、この世紀末思想を世にはびこらせる一因となったのだろう。

今回のことから我々は、外界に何かを期待しても、それが起こらなければ、その期待は時間の無駄使い以外の何物でもないことを学んだはずだ。逆に、現在の如く強い閉塞感の世の中でも、前向きに生きる揺るぎない勇気と決意を保ちさえすれば、明るい未来はいつでもどこでも切り開けるはずなのだ。今回のマヤ歴終焉は、天変地異事象の予言ではなく、新たな時代へ向けたこういった内面的覚醒へのターニング・ポイントなのではと思っている。

技術者ブログ一覧へ

Follow us      •••••