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美容外科ブログ

2022年9月21日
美容医療に携わる医師としての心がけ

通常医療と美容医療の違い

1番から始まったカルテ番号は、開業8年目の今年7000番を越えた。当クリニックではすべての患者さんの診察、治療、アフターケアを僕一人で行っているので、この経験が治療、手術技術の揺るぎない自信となった。美容医療は通常医療と異なり、痛みを緩和させたり救命のための医療ではない。この医療は十分に健康であるにもかかわらず、外見上コンプレックスを解消するための特殊医療といえる。

たとえば心筋梗塞が発症し、救命のための緊急手術が必要な際は、一刻も早く開胸して梗塞に陥った冠状動脈を修復しなければならない。つまり治療後に生じる傷跡を出来るだけ目立たなくさせることより、救命のための迅速な手術が優先されて当然である。だが美容医療の場合、救命行為と全く関係が無いので、その安全性は確実に保証された上で、整容的にも美しく自然な結果であり、傷跡も出来る限り目立たないよう配慮しなければいけない。

すなわち、通常医療は 下図の如く、マイナスの健康状態からゼロに戻すための医療であるのに対して、美容医療は、現状より良好な状態、つまりプラスに導く医療なのだ。したがって、美容治療にともなう合併症や後遺症は本末転倒であり、決してそういう事態を招いてはならず、そういう意味で美容医療は要求レベルの非常に高い医療行為でもある。

多くの人々は、何らかの外見上コンプレックスを持ち合わせていて当然であり、それを美容外科医療に頼ってまで改善するかどうかは、あくまで個人の価値観の問題である。このように美容医療に求められるのは質の高い技術であって、その技術を獲得するには、治療を行う医師の揺るぎない決意と努力が求められる。

一人一人を大切に

美容外科医は多くの症例を手がけるため、個別の患者さんは、治療が終了すると大多数患者さんの一人として医師の前を通過してゆくに過ぎない。そして、医師たちは新規患者さんの治療に次々へと応じることになる。だが患者さんにとっては、 たとえその医師が何万人の治療を行っていたとしても、その治療結果は一生一大事のものとなる。

その治療結果が満足の行くものであれば、患者さんは大きな幸せが得、治療を行った医師に多大な感謝を感じるだろう。だが逆に不満足な結果をもたらした場合は、患者さんはその治療を受けたことを後悔し、その医師を恨むような事態にも陥りかねない。

美容医療では、我々の持つ美への本能的欲望を対象とするため、治療を行う側がその欲望につけ込み、一攫千金を狙った不適切な医療行為を行う悪徳クリニックもあると聞く。だが、そのような行為に及ぶと業界全体に悪い噂が流れ、メージダウン、マーケット縮小へと繋がり、結局は自分たちの首を絞める結果に陥る。

美容医療に携わる医師は、決してお金儲け優先に医療を行うべきでなく、常に一人一人の患者さんに全力投球で治療を行うべきである。厳しい言い方をすれば、百戦錬磨の決意を持って、常に良好な治療結果を出す自信がなければ、この医療に携わる資格はない。

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