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美容外科ブログ

2022年9月21日
酷暑の北京で

先週末出張で北京を訪れた。真夏の北京は猛暑で街に降り立った途端、汗が噴き出した。今回訪中の目的は、北京で近い将来始まるであろう抗加齢医学への協力を求められて、その関係者たちとミーティングを行うためだった。

僕が中国で具体的に美容医療を実践する際に必要となるのは中国医師免許なので、今回はその試験官である北京大学医学部附属病院形成外科教授と面接をした。附属病院の会議室に着くと、白衣に身を包んだ総勢40人ほどの医師たちが症例検討会を開いていている真っ最中だった。

医師たちの症例検討会が終了すると、僕に同行した中国語通訳者からいきなり僕の発表を求められた。これまで中国や韓国の学会で多くの発表を行ってきたので、発表自体はそれほど苦手ではないが、このようにいきなり発表するのは初めてで僕は当惑した。

何故なら1時間もの発表時間を割り当てられていたこと、また発表は英語で行うつもりだったが、彼らがどの程度英語を理解出来るの皆目検討がつかなかったからだ。なんとか発表を終えてほっとした途端、僕の発表への質疑応答が行われた。その際教授、助教授は米国で長く留学経験があったらしく、流ちょうな英語で僕に質問を浴びせかけたてきたので、僕は自分の発表通じたことに安堵した。

午後は中国共産党の、いわゆる官僚の一人と面会した。共産党国家の中国では公務員、そしてその中のエリートである官僚の権力は絶大らしい。もちろん官僚にまで上り詰めるには並々ならぬ努力とその人間の能力が必要となる。僕が面会した官僚もその能力を証明するかの如く活力に満ち溢れていた。

中国では秦の始皇帝が不老不死の薬を求めて世界中を探し求めたように、アンチエイジングに対する関心は日本以上に強い。そのため美容医療需要も非常に多く、美容系クリニック等が乱立し始めている。

特に北京のような大都会ではその傾向が強いらしく、最近になって医療事故が増え始めているとのこと。そこで医療関係の官僚たちが昨年あたりから美容医療の法制化を進めているらしい。

夜は北京の友人たちが食事会を催してくれた。食事会は豪勢な中華料理をご馳走になったが、男性は僕一人で残りの5人のお客様はすべて女性陣だった。だがこの女性陣たちは社会的成功をおさめた女性社長で、この国では女性が男性と方を並べるか、それ以上に活躍しているらしい。

日本では遭遇しないこのような機会に幾分戸惑ったが、彼女たちは僕の大切なお客様でもあるので、楽しい時間を過ごすよう努力した。近い将来、間違いなく世界を牽引してゆくであろう中国と、出来るだけ仲良くすることが日本の生き残る道のような気がしてならない。そんなことを感じながら酷暑の北京で数日を過ごした。

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