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美容外科ブログ

2022年9月19日
アンチエイジング診療の外-18(ダイエットはアンチエイジング医療の最重要項目)

老化に深く関与するダイエット アンチエイジング医療は日進月歩で進んでいる。最近では男性雑誌にも“アンチエイジング”の特集がされるようになり、ついに性別を問わずこの医療が一般的になってきた感がある。アンチエイジング医療にはさまざまなアプローチがあるのだが、ダイエット(太らないこと)はアンチエイジング医療の中で、最重要項目の一つに上がる。 加齢とともに、我々の体の代謝は落ちてゆくので、若い頃と同じ量の食事をしていると、少しずつ太ってくることが多い。何故なら、太りだすと体内の細胞レベルで負担がかかり、老化を早めることとなる。さらに肥満は糖尿病、高血圧の直接的原因になり、寿命をも縮める。しかし、便利になった現代社会でダイエットを成功させるのはなかなか難しい。車、エレベーターやエスカレーターがあるから、普段の生活の中で運動を行うことは、よほど意識的に行わない限り難しくなっている。 よく食べるのは健康な証拠? 中国では“こんにちは”という挨拶の代わりに“ご飯は何を食べましたか?”と聞くらしい。香港に滞在したとき、飲茶をごちそうになった。次々に出てくる料理を調子に乗って食べていると、まわりの香港人たちから「こいつはよく食べるやつ。」と思われた。そのうちに残った食べ物が、全て僕の所に回ってくるようになった。それでも頑張って平らげていると、いつの間にか人気者になっていた。中国では“よく食べる。”ことが元気な証拠で、そういった人間が意外にも評価される。 想い出してみると、学会で北京に行ったときもそうだった。中国人の先生が、僕たちをもてなすつもりで、次々と料理を頼むので、僕たち日本人たちは「もう、それくらいで十分です。」と言った。すると、その中国人の先生は「何を言ってるんですか。料理はこれからです。いいですか、男は金銭欲、食欲、性欲の3つを持ち続けることが成功の秘訣ですよ!どんどん食べましょう。」と答えた。確かにその中国人の先生の食欲は凄まじいものがあった。こうなったら、僕も彼に負けない勢いで出されるものをとことん食べることにした。中国で本場の中華料理を食べると、実に様々なものが出てくる。かりかりにローストされたサソリまで出てきたが、これを食べると元気になると言われ、ためらいなく食べた。カエルなど、“ぎょっ”とするものも次々に出てくるのだが、どんどん食べていると、「あなたはよく食べますね。もっと注文しましょう。」と言われてさすがに慌てた。どうすれば料理を止めることが出来るのか、知人の中国人の先生に聞いた所、「箸を置かない限り、料理は出てきますよ。もう食べるのをやめたらいいんです。」と言われ、なるほどと思った。 ダイエットの原則 要するに、物を食べない(絶食)ダイエットは体に良くないことが、中国では長い歴史の間に証明されているのだろう。“よく食べるけど、太らない”これが健康な証拠となる。では、どうすればよいのだろうか?答えは簡単。 1.食べたカロリーは運動等で消費すること。 2.食事以外の間食で余計なカロリーを取り入れないこと。 3.炭水化物を減らして、野菜などの繊維の多い物を積極的に食べること。 これらの鉄則を守ると、確かにたくさん食べても太らないし、なんと言っても食事は楽しいので、人生が明るくなる。 痩せの大食いは本当? クリニックで働いていると、昼ご飯を食べる暇がとれない。最近、僕の昼ご飯は生の野菜スティックや、フランスパンにチーズをのせてつまむ程度にしている。朝はさらに軽く、果物をつまむ程度なのだがその分、夜はとてつもなく食べる。先日僕の親友、ノーマンとステーキを食べに行ったが、僕の食べる量にさすがのノーマンも目を丸くした。ノーマンは身長、203cm、体重、160キロの元カナダ、ラグビー・ワールドカップ代表のキャプテンだった。それなのに、僕のようなチビが彼以上に食べるので、「お前は豚みたいに食うねぇ!」と驚くのだ。しかし、現実的には痩せている方が、ノーマンのように体格の良い人間より、たくさん食べることが出来る。痩せている方が、胃が大きく広がるスペースが体にあることがその理由である。 ニューヨーク・コニーアイランド、ここはホット・ドッグ発祥の地であるが、ここでホット・ドッグ大食いコンテストで毎年優勝するのは、巨漢のアメリカ人ではなく、痩せている日本人なのだ。振り返ってみると、僕と一緒に大食いをしているうちにみるみる太ってゆく友人が過去に何人もいた。肝心なのはただやみくもに食べるのではなく、常にカロリー、食べ物の種類などを考えながら食べることが重要だ。 “コンビニ弁当”について このクリニックには僕を除いて、職員は20代の独身女性がほとんど。彼女たちの年齢は、僕より一回り以上若いのだが、少し心配なことがある。それは彼女たちの食習慣だ。僕が若い頃にはセブンイレブンなどのコンビニはあまり一般的ではなかった。小さな商店はあったものの、そこで昼食を買うことはなかった。しかし、彼女たちの昼ご飯はみないわゆる“コンビニ弁当”だ。クリニックの近くにコンビニがあるのがその主な原因であろう。“コンビニ弁当”はそれなりに美味しく出来ているが、食べ物しては欠陥品と言わざるを得ない。それはカロリーばかり高く、消化を促進する繊維質、ビタミン類、マルチ・ミネラル等が不足している。さらに食品保存料や着色料などの有害物質が含まれている。“コンビニ弁当”を彼女たちが食べるのは、小さい頃から身近にコンビニがあったから、いつの間にか習慣となってしまったのだろう。職員の中にはアトピー体質の女性もいるが、このような保存物質の多い“コンビニ弁当”を、もし小さい頃から食べていたとしたら、アトピー体質となるのもいた仕方がない。僕の場合、“コンビニ弁当”は食べ物として認めておらず、どんなにお腹がすいても食べないので、いたって健康だと言える。 便利な生活に潜んでいる危険とは? 車、コンビニ、テレビなど現代社会の我々の身近には便利なもので溢れている。しかし、便利なものに安易に身を委ねることほど、危険なことはない。それは我々が消費(現代資本主義)社会の犠牲となっていることに気がついていないだけだ。最近の若者が感情をコントロールできなくなり、平気で人を殺したりするのも、ファースト・フードによる必須ミネラル不足とテレビゲーム中毒による大脳前頭葉の機能障害がその主たる原因と言われている。おいしい食べ物が何なのか?、人生の幸せが何なのか?簡単と思われるこれらの答えを出すことが実際は難しいというのが現代社会の問題点ではなかろうか。

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