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美容外科ブログ

2024年3月17日
長屋的レストラン

先日、日比谷線広尾駅近くを訪れた際、そこに新しいビルが建っていて、そのビルの1~2階がレストランとビルエントランス案内が出ていたので、早速”チラッ”と覗いてみましたが、何故なら東京には無数のレストランが存在するものの、いざ友人との食事会をするのに気の利いたお店を見つけてほしいと頼まれても、なかなか”ピン”とくるお店は意外に少なく、自分の近隣(ホーム)近くに居心地が良くて美味しいレストランがあれば、そんなに役立つことはないと常日頃考えているからです(^0^;)

そのビル1~2階にはそれぞれ10軒ほどのレストランがあるようで、まずはそれでどんなレストランがあるかエントランスのレストラン案内を確認した後、お店の雰囲気を知るのに店先だけでも眺めようレストラン街へのエントランスを開けると、昼食時を過ぎた午後2時頃にもかかわらず、レストラン内は少なからぬ数のお客さんがいて、新レストランならではの活況を呈していました。

その中で特に僕が興味を抱いたのは、そのビル1階かなり奥に位置する”オイスターバー”で、今回そこで食事するつもりはなく、その代り、近いうちに友人を連れて行こうとそのお店を探しましたが、そもそもこのビル内のレストランに個別エントランスはなく、先ほど入っビル・エントランスが全てのレストランの共通エントランス、つまり、ビル低層階の大きなスペースに各店舗が屋台、もしくは”長屋”のように連なるレストラン集合体スペースだったのです(O_O)

なのでビル・エントランスを抜けると、直ぐに様々なお店がこじんまりと10席程のテーブル、もしくは同数程度のカウンター席から構成されており、つまり、一つのレストランとその隣のレストランの間に壁など遮りのない完全オープンスペースで、こういったスタイルは古き良き時代の商店・食堂街に見かる懐かしいものでしたが、お店自体は斬新・お洒落で魅力溢れるスペース・インテリア等にに目を奪われるほどだったので、決して古くさい・田舎くさい感じはありませんでした。

では何故こういった”長屋スタイル”・レストラン街が誕生したか頭を捻ると、壁・仕切りがないことでスペースの節約、しいては各々店舗の家賃節約となり、しかも光熱費を共同分割することでこれまたかなり経費節約になるはずで、このレストラン街はパンデミック後にオープンしたこともあり、節約による安定経営を最優先で共同レストラン街を構築したのだろうと僕は想像しました。

ここで我が国の歴史を振り返ると、江戸時代、庶民たちの住まいはまさに”長屋”であり、その玄関すぐそばに台所があり部屋はせいぜい2部屋程度と狭く、路地に共同便所があったり水は共同・井戸があり、そこに神田上水から供給された水が桶に溜まるまで多少時間がかかり、それを待つ間、長屋・住人たちが世間話をしたので、そこから”井戸端会議”という言葉が生まれたそうです。

このように、歴史上からも我々に馴染み深い共同スペース活用は、広尾のレストラン街に留まらず、10年以上前から若者達中心にシェア(テラス)ハウスでの共同生活が人気で、寝るスペース以外、多くの場所を共有することでお金を節約するのみならず、そこに暮らす共同居住者たちと交流を通して、都会生活でついつい陥りがちな孤独回避にも繋がっているようです(^_^)

最後に広尾に出来た”長屋的レストラン”に話を戻すと、僕が”ここは使える!”と思ったのは、このレストラン街には事前予約せずに出向き、その日の気分、もしくは友人にお店の選択権を与え、行き当たりばったりで歩きながらお店を探し、もしそのお店が満席だったらそのレストラン街にある別のお店を探せば良い訳で、こうやって自由度の高いお店の選択スタイルは僕のような計画性の欠ける人間にはもってこいだからです(^_^)

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