2025年7月12日
継続することの価値

僕が長年このクリニックを経営していて常々思うのがビジネス継続の難しさで、例えば飲食店・カフェは開業から3年で7割が閉店し、競争の激しいこういった業界で生き残るのが如何に困難か分かりますが、逆にもし長期維持に成功すればブランドイメージが得られ、それが黙っていてもお客さんを呼び安定経営可能となるので、商売は継続してこそ高い価値を得ますが、継続の重要性は商売のみならず、全ての物事に通じるので今回はその話をしようと思います(^_^)

たとえば飲食店は食品衛生・防火管理の講習を受けその資格を取得すれば、必ずしも調理師免許が無くてもある程度の資金、勢い、”ノリ”があれば誰でもスタート出来ますが、問題はその後で毎月かかるビジネス経費を補う一定数のお客様たちに早期からお越し頂かないと遅かれ早かれ資金繰りが悪化し、あっという間に閉店廃業に追い込まれます(>_<)

ここからが本題ですが日々の生活も継続が重要で、現代社会、しかも都会で多忙な仕事に追われながら暮らす若い世代を観ていると、生きていくのに欠かせない飲み物・食べ物も便利さを優先にせざるを得ないのか、コンビニでペットボトル飲料・出来合い弁当程度で済ませることが多いようで、勿論それだけだとカラダに悪いと自覚しているのか、サプリ・野菜ジュースを時折摂取しているようですが、それでもビタミン・ミネラル・ファイバー（繊維）が圧倒的に不足し、若い時はさほど問題にならなくとも、このような食生活を長年続けると、30代後半辺りからその”ツケ”が廻ってメタボ・体調不良が出現がし始めます(O_O)

僕の場合、幸運にも若い頃から医学を学んだので、当時から食生活にはかなり気を遣っていたお陰で60歳近くなった今も充分健康であると自覚していますが、中高年～老年期も食生活は健康維持に非常に重要であり、僕は原則的にコンビニ食・ファーストフード・ペットボトル飲料・プロセスフード（インスタント食品・冷凍食品・菓子パン等）はほぼ完全回避し、さらに外食も出来るだけ食べないようにしています。

その代わり毎日オーガニックな生鮮食品（野菜・果物・豆・魚・ヨーグルト）を食べていますが、その際トウモロコシは皮を剥いて茹で、ニンジンは細かくして蒸し、ニンニクは皮を剥いて料理に加えたりと、健康的な食材準備にはかなり手間暇がかかること、ましてやジムトレーニング後夜遅く自宅に戻り、疲れ切ったカラダで一から料理準備するのは極めて大変なのでそんな際、スーパーの調理済み惣菜を買って食べたらどんなに楽かもしれませんが、そこはお腹がグーっと鳴っても誘惑に負けず時間をかけて調理しており、こうやって日々オーガニック食材を食べ続けることこそが基礎体力・健康の源になると信じています！

今回は継続の価値についてビジネスを例に挙げて説明した後、次に食べ物についても継続の意義・価値を当てはめましたが、それ以外に身体トレーニングも三日坊主ではなくて継続してこそ強い体が得られること、そして僕がこうやってブログ継続するのも”脳トレ”の高い価値があり、それが呆け防止に極めて有効と信じているのです(^0^;)