2025年8月2日
心とカダのバランス
僕が最近意識しているのが、心とカラダを出来るだけシンクロ(調和)させることで、何故なら僕の過去に生じた多くの健康トラブルが、心とカラダのバランスが崩れたことで発生したのでは?と強く疑っているからで、その具体例を挙げると4年前の右足アキレス腱断裂で、その頃の僕は50代半ばを迎え、そろそろ肉体が老化し始めていたにもかかわらず、その辛い現実を無視し敢えて逆らうかの如く激しくサッカーをしたことが原因でした(>_<)
当時一緒にサッカーをしていた20~30代の若者たちと比べても、気持ち的には決して引けを取らず、彼らと同様にサッカーコートを激しく走り回っていた途端、突然背後から誰かに蹴り飛ばされたかのように、”バチン”という衝撃を感じた途端倒れ込み、”誰が蹴ったのだろう?”と後ろを振り返って見ても誰もおらず、”え?まさかアキレス腱が切れたの??”と直ぐに気づき、そのショックで冷や汗がダラダラと出始めましたが、これなどまさに老化し始めたカラダを労わるどころか、そこに心が鞭打つように頑張り過ぎた代償として起きた悲惨な怪我でした。。
それは決して僕だけに起こった悲劇ではなく、普通の人たちにも起こり得ることで、たとえば子どもの運動会に参加したお父さんたちの徒競走にて、すでにお酒を飲んでほろ酔いだったり、もう何年も運動をしておらずとても走れる状態でないにもかかわらず、心は若かりし頃と殆ど変わらないので、しかも子供・奥さんたちの手前、他のお父さんたちに負けたくないと全力で走った結果コース途中で大転倒し、骨折等の大怪我事例が後を立たないのも、まさに心とカラダのバランスを欠いたトラブルの典型と思われます。。
ついつい我々は心とカラダは同一であり、心がGoサインを出せば当然その命令にカラダがいつまでもついてゆけると信じて疑いませんが、上記例から分かるように心とカラダは別物で、俗っぽい言い方ですが、もし心を車の運転手に例えるとカラダはその車体であり、車は荒っぽく運転していれば早くガタが来るし、逆に大切に労りながら適度に乗っていれば長持ちするのと同様、カラダも労りつつ適度に運動するのが一番健康的で長持ち(長生き)出来るはずです。勿論、車(カラダ)も大切にし過ぎて、殆ど運転(運動)しなければエンジン(筋骨)が錆び付い(萎縮し)て動かなくなるので、激しすぎず弱すぎず運動することが大切です。
ただカラダが弱ると、カラダと独立しているはずの心(ハート・魂)も不健康なカラダに引き摺られ元気を失い、ついついネガティブになったり、引きこもりがちになりかねないし、顔もカラダの一部なので、老化による顔のコンプレックスがあれば、それも心をマイナス方向に引き摺りかねないので、”見た目”の健康を取り戻す為の僕の仕事(アンチエイジング・美容医療)は、”見た目”改善で心が元気になれば再び明るく楽しく生きることに多大に貢献するのです!つまり心とカラダは全く別物であるものの、良くも悪くもお互いに影響を与えあうことを意識し両方をケアすれば、より健康的で充実した人生が送られるのではないでしょうか?!