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美容外科ブログ

2025年8月9日
日本の価値-1(ジャカルタ南部の街を訪れて)

最近日本には多くの外国人がやって来ているようで、通勤途中に銀座を歩いているとかつては中国人たちが大半でしたが、数年前から始まった円安基調以来、西欧人たちもアジア系外国人に負けない勢いで日本へ押しかけており、円安の追い風にして高品質かつリゾナブルな日本製品を購入したり、新鮮食材を使った美味しい料理を食べたり、その際得られるキメ細かいサービス、所謂”おもてなし”にも高い価値を見出して、次々と世界中から観光客がやって来ているようです(^_^)

ただ我々日本人は島国日本に長く暮らしていると、ついつい国際事情にも疎くなりがちなこと、それとどんなに好環境が与えられても、その環境に慣れ親しめばその有り難さを忘れるのが世の常で、僕を含め多くの日本人たちは現状に感謝するどころか、逆に最近のインフレ(物価高)に不満・鬱憤を感じながら生きているというのが実情ではないでしょうか。。(>_<)

そこで今回、以前僕が短い夏休みを利用して訪れたインドネシア・ジャカルタの南方に位置する小さな街の現状を例に挙げながら、日本に生まれた我々がいかに恵まれているかを説明しますが、日本からジャカルタへは飛行機で7時間程度と、そして時差も日本に遅れること2時間なので、海外なのに時差呆けのない訪れやすいし場所にあり、インドネシア・ジャワ島の南向きインド洋に面した海岸は、その下に位置するオーストラリア方面から常時押し寄せる波のお陰で、いつ訪れてもサーフィン可能なサーファー・パラダイスでもあります。

インドネシアの首都・ジャカルタは、その周囲も含めると人口3,200万人の大都市で、ここは東京ほど便利ではありませんが必要なものはほぼ何でも手に入るし、この街に暮らす人々は都会人として充分洗練されているので、一般日本人も何ら問題なく暮らせるほど近代化していますが、僕が訪れたのはジャカルタから南に200㎞近く離れた人口数千人規模の小さな街で、そこはジャカルタとは大きく異なり、東南アジアの所謂”発展途上地域”へと一気に豹変し、そこで4日間滞在してる最中様々なユニークな経験が出来ました(^0^;)

もう一度首都ジャカルタに話しを戻すと、この街には車・バイクが至る所でひしめき合う大渋滞が常時発生しており、それはかつて(1970~1990年代)の日本が経済成長著しかった頃と同様と思われ、そう考えるとジャカルタの発展は日本の30~40年前に近いと思われ、当然ジャカルタ市街には公共交通手段(路面電車)が走り、ジャワ島東にあるインドネシア第2の都市スラバヤまで、数年前に中国資本で設立された新幹線で向かうことも可能です。

ですが僕が訪れたこの海辺の街には自家用車、もしくはバスで向かうしか交通手段しかなく、もしバスを使うとなると7時間以上もかかるらしく、そうなると日本からインドネシアまでの空の旅路同様の時間がかかるので、僕はサーフィンガイドの知人にジャカルタまで迎えに来てもらい、そこから約3時間かけて、道中日本では考えられないほど急峻な山坂を上り下りしながら、なんとかそこへ辿り着きました(O_O)

当然この街にも公共交通手段は皆無、そこに暮らす人々はバイク・車に頼らざるを得ませんが、地元民にとって自家用車は超高級品なので、道路には8割以上が日本製スクーター・バイク、2割弱の車が行き交っており、僕も滞在中、サーフィンガイドのスクーター後ろにまたがり、もし事故に巻き込まれたどうなるのだろう??と一抹の不安を感じつながら日々海へ向かったのです。。そしてあるとき、一緒に海に行った仲間の一人がバイク事故に巻き込まれ、そこにいた僕も医師として対応せざるを得なかったことや、この事故から実感した日本の恵まれた医療福祉・環境等についてこの話しを続けたいと思います。。

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