目の上のたるみ

上下瞼たるみ症例写真-1

28歳 女性 治療年月日 2015年6月2日

■経過
他院で二重埋没法、下瞼へのPRP(血小板多血漿)療法の既往歴がある患者さんです。今回上瞼の戻りと下瞼のクマ症状が気になり、改善の余地があるかどうかを求めて来院しました。
■診察
治療前写真-1,2を観察すると、上瞼は余剰皮膚・眼窩脂肪があり、過去の埋没法の治療効果は消滅しています。下瞼はゴルゴ線と呼ばれる下眼瞼ラインが顕著でPRP(血小板多血漿)による改善高価はほとんど認めらません。
■治療方針
本症例には経皮膚的(切開法による)上眼瞼形成術を行うこととしました。本人の希望は二重幅はほとんど変えず、やや開眼する印象の良い目元に改善することを試みます。
結膜面から行う経結膜的下眼瞼形成術にてPRP(血小板多血漿)除去を含めて、可能な限り目の下のクマ解消を図ることとしました。
■治療後の評価
治療直後の写真-3,4では上瞼の腫れが顕著なので、予定二重幅よりかなり大きく見えますが、この二重幅は通常治療1週間後にほぼ予定通りの幅に戻ります。上下眼瞼双方の治療を施行したため、麻酔の影響が今回は上下瞼に及んでいます。
治療翌日の写真-5,6では、上下瞼の赤みが目立ちます。また左目外側白目部分に軽度内出血を認めます。
治療4日後の写真-7,8では上瞼二重部分や下瞼外側縁の赤みが目立ちますが、これは治療後上瞼に発症した軽度内出血が下瞼外側に降りてきたものと思われます。上瞼二重幅は治療直後より大幅に腫れが引いてきたことが分かります。
治療1週間後の写真-9,10を観察すると内出血は以前残存するものの、上下瞼の腫れは随分解消されたことがわかります。
治療1ヶ月後の写真-11,21では内出血は完全に解消され、二重幅はほぼデザイン通に落ち着きました。下瞼治療結果も治療前と比較して明らかな改善が認められます。
治療2ヶ月後の写真-13,14では、さらに自然な目元が得られたことが分かます。
治療3ヶ月後の写真-15,16を見ると、治療による慢性的むくみからも解放されきれいな目元が得られました。

治療4ヶ月後の写真-17,18を見ると上瞼二重幅は治療前にデザインした通りに戻りました。また、上下瞼からの余剰脂肪軽減と下瞼の構造的不具合の解消による開眼効果で、目の開きが良くなり、美しい目元が獲得されました。
他院で行われた上瞼二重埋没法はすでに外れていましたが、今回の治療に特に影響は及ぼしませんでした。しかし他院で下瞼に行われたPRP(血小板多血漿)注入療法はこの患者さんが当クリニックでの治療前にその効果はほとんどなかったと仰っていたように、下瞼への有用性はあまり認めません。また治療前に認められた下瞼のクマ症状はPRP(血小板多血漿)による皮膚・皮下組織増殖性変化により、むしろ悪化していた印象があります。
尚この皮膚・皮下組織増殖性変化は永久に残り、本治療でもこの増殖部位を平坦化する手技に苦労しました。
したがってPRP(血小板多血漿)をはじめ下瞼に何らかの充填物の注入は極力回避し、たとえ注入する必要がある場合でも、最初は自然吸収され、万一の場合は溶解可能なヒアルロン酸を用いるといった慎重な配慮が必要です。

上下瞼たるみ症例写真−2

44歳 女性 治療年月日 2018年5月29日

  • 治療前全顔治療前全顔
  • 治療前目元治療前目元
  • 治療直後全顔治療直後全顔
  • 治療直後目元治療直後目元
  • 治療翌日全顔治療翌日全顔
  • 治療翌日目元治療翌日目元
  • 治療後7日目抜糸後全顔治療後7日目抜糸後全顔
  • 治療後7日目抜糸後目元治療後7日目抜糸後目元
  • 治療後1ヶ月全顔治療後1ヶ月全顔
  • 治療後1ヶ月目元治療後1ヶ月目元
■経過
この患者さんは上・下瞼のたるみ相談にご来院頂き、下瞼のクマ・たるみがより気になるとのことで、まずは下瞼治療を行い良好な結果が得られました。そこで今回は上瞼たるみ治療を希望され、再度来院致しました。
■診察
治療前写真-1,2を観察すると典型的な右>左の上瞼たるみ症状を認め、特に右上眼瞼で外側下垂が強く眼球にやや覆い被さり、二重ラインも消失し始めています。
■治療方針
本症状に対し、二重瞼線から切開を加えた上眼瞼形成(目の上のたるみ改善)術を行うことしました。
■治療後の評価
治療直後の写真-3,4を観察すると、注入麻酔の影響で上眼瞼が白みと皮膚縫合の後が顕著ですが、麻酔効果の減弱する数時間後には殆ど目立たなくなるでしょう。治療翌日の写真-5,6では上瞼腫れ・赤みを認めますが治療が問題なく終了したことが確認出来ます。治療7日後の写真-7,8では右目周囲の赤みとその外周に黄色味を帯びた軽度内出血を認めましたが、上眼瞼治療後には希にこういった内出血を伴うことがあります。治療1ヶ月後の写真-9,10では治療前に認められた上眼瞼のたるみ、特に外側下垂症状が解消され、若い頃の目元に戻りました。

本症例の如く上・下眼瞼たるみ症状を認める場合の治療方針ですが、まずは目元の土台となる下瞼治療(下眼瞼形成術)を優先的に行うべきです。{本症例は目の下のクマ・たるみ治療症例写真に掲載されています(003 目の下のクマ(くま)症例3-3)}
それは下瞼治療を適切に行うと上眼瞼たるみもある程度解消されるので、本症例の如く下眼瞼治療でその効果が得られた後に上眼瞼治療を行うほうが、より自然で良好な結果が得られるからです。
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