CUVO

オリジナルEYEデザイン

症例写真詳細

43歳 女性 治療年月日 2017年4月24日

治療前正面
治療直後正面
治療2日目正面
治療7日目正面
治療1ヶ月後正面
治療3ヶ月後正面
治療半年後正面
治療1年後正面
治療中写真 左側
治療中写真 右側

診察

治療前写真-1観察すると、ほうれい線は殆ど目立ちませんが、口角下部の頬に軽度のたるみを認めます。たるみはやや右<左です。

経過

若い頃に比べてたるみ始めたフェイスラインの改善を求めて来院した患者さんです。

治療方針

この患者さんは43歳と本格的フェイスリフトを行うにはまだ若いことや、本人の希望で皮膚切開を用いた治療は望まないことから、口腔内アプローチによるバッカルファット軽減術を行うこととしました。

治療後の評価

治療直後の写真-2を観察すると、腫れは殆ど目立たないものの、頬深部へ注入した局所麻酔の影響で表情がやや不自然となっていますが、その影響は治療後1〜2時間で消え自然な表情に戻ります。
治療翌日の写真-3を見ると、両頬下部に軽度の腫れを認めます。抜糸時に撮影した治療1週間後の写真-4では、治療翌日から認めた腫れはほぼ解消されています。
治療1ヶ月後の写真-5を観察すると、治療前に比べて下顔面が縮小し始めたことが分かります。治療3ヶ月後の写真-6を観察すると、治療1ヶ月後よりさらに下顔面縮小効果が顕著となりました。
治療6ヶ月後の写真-7を観ると、次第にバッカルファットが軽減されたフェイスラインに皮膚が馴染み始めたことが分かります。治療1年後の写真-8では、下顔面の皮膚の均一化・口元のしわも軽減・口角挙上・下顔面容量縮小が得られ、総合的に判断すると本治療による完成形にかなり近づいいたことが分かります。
治療中の写真-9,10(左右バッカルファット摘出時)で示されるように、バッカルファットは口腔内前庭部に開口部を形成すると、私が無理に摘出しなくてもバッカルファット自ら逸流し始めます。つまりこの脂肪塊は可動性(動くこと)を有しており、立位では口角下部に下垂しており、それが顔面のたるみの主要因であることは明らかです。
本治療の如く、バッカルファット可動部位の最下端から下垂した過剰部を適切に軽減すると、良好な結果が得られます。
尚当クリニックでの治療結果を分析すると、その最終結果は治療2年後以降に得られることが多いので、長期的に経過を観てゆく必要があります。

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