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オリジナルEYEデザイン

症例写真詳細

65歳 男性 2017年8月8日

治療前正面
療前正面拡大
治療直後正面
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治療6日後正面
治療6日後正面拡大
治療3週間後正面
治療3週間後正面拡大
治療6ヶ月後正面
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診察

治療前写真-1,2を観察すると重度の下瞼たるみ症状を認め、下瞼外側まで膨隆が拡張しているのが分かります。下眼瞼内側は眼窩脂肪に存在する血管・血流が皮膚を透けて赤黒くクマとして認めます。左右差を確認するとやや右<左です。

経過

若い頃から下瞼のたるみを気にしていたようですが、年齢を重ねるにしたがって症状が強くなり、ここ数年解決法を検討していたようです。これまで多数のクリニックにカウンセリングに行ったとのことですが、どのクリニックの治療方針にも納得がゆかず、最終的に当クリニックを探し当てたようです。

治療方針

本症例の如く重度の下眼瞼たるみ症例は、一般的に皮膚切開法を第1選択にする施設が殆どですが、この患者さんは皮膚切開法を固く拒み、皮膚切開することなしに出来る限り良好な結果を得たいとのことで、経結膜(目の裏側・結膜面)アプローチによる下眼瞼形成を図りました。その際、この患者さんには良好な治療結果が得られるまでには通常より時間がかかること、場合によってはスキンケアなどの追加処置が必要になることを前もって伝えました。

治療後の評価

治療直後の写真-3,4を観察すると、摘出脂肪が多かったことややや血圧が高かったことなどから、両下眼瞼に軽度内出血を認めます。治療6日後の写真-5,6を見ると、下瞼たるみが残っていると思わせるような顕著な腫れが依然残存していますが、この状態は重度な下眼瞼たるみ症例では認められることがあります。
治療3週間後の写真-7,8では治療6日後に残存していた腫れは解消されましたが、依然下眼瞼症状が残存しています。治療6ヶ月後の写真-9,10では治療前症状はほぼ解消されましたが、左下眼瞼外側にしわ症状が残存しています。
本症例では年齢65歳と高齢男性の重度下瞼たるみ症例であったため、通常症例より回復が遅延していますが、このまま治療後少なくとも1年程度は経過観察をすべきと判断しています。何故なら、時間経過とともに改変した下眼瞼の形に皮膚が馴染んでゆくことが予想され、左下眼瞼に生じたしわも次第に解消されるはずだからです。もし早期回復を希望する場合は同部位にヒアルロン酸注入を行うとよいでしょう。

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