CUVO

オリジナルEYEデザイン

症例写真詳細

26歳 女性

1.治療前正面
2.治療前正面拡大
3.治療前右斜め拡大
4.治療前左斜め拡大
5.目頭切開法と目の下のクマ(くま)、たるみ治療デザイン
6.目頭切開と目の下のクマ(くま)、たるみ治療直後正面
7.治療直後右斜め
8.治療後1週間目正面
9.治療後1週間目正面拡大
採取した脂肪
目頭から切除した皮膚片

診察

目の横幅距離:約33ミリ
目と目の間距離:約38ミリ
目の下のクマ(くま):色素沈着あり。目の上転時に確認出来る目の下の過剰脂肪あり。
脂肪量:右<左
蒙古ひだ:なし
眼球突出:軽度あり
身体所見上:特に異常なし

経過

この患者様は長年“目を大きくしたい”と思っていました。今回は“美容外科的に少しでも目を大きくすることが出来るのか?”についてカウンセリングに来られました。
これまでに主な美容外科的治療の経験はありません。

治療方針

写真1-4からわかるように、目が小さい印象を感じさせます。この患者様の場合、目が小さく見える原因が二つあります。
一つめは目の横幅より目と目の間の距離が約5ミリほど長いためです。
二つめは目の下に過剰脂肪が存在し、目の開きを悪くする要因となっていることです。
さらにこの症例は目の下のクマ(くま)(色素沈着)が目立ちますが、やはりこの過剰脂肪の存在で悪化しています。
上記2つの要因を改善するため、目頭切開と目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行いました。

治療後の評価

写真ー5のように目頭切開の距離は両目ともに内側に約2ミリづつ切開しました。論理的には両目横幅が35ミリに伸び、目と目の距離が34ミリとなります。しかし、実際には2ミリ切開しても、0.5ミリ程度は元に戻ることが多いので、両目横幅34.5ミリ、目と目の間の距離35ミリ程度となると予想されます。
目の下のクマ(くま)、たるみ治療は目の下の色素沈着改善、および目の開きを改善し、目を上下に大きくする目的で行いました。
治療直後の写真-6,7を観察すると、目頭切開治療後の縫合糸とその後が赤く見えます。
目頭切開治療と同時に、目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行いましたが、腫れ等はあまり目立っていません。
摘出された脂肪の量は通常ですが赤い色調が強く、目の下のクマ(くま)が濃く見える原因であったと言えます。
目頭の皮膚片は上下2個ずつ、左右対称になるように切除しました。
治療1週間後の写真-8,9を見ると、治療前と比べると顔に対する目のバランスが良くなりました。これによって、治療前の“目が小さい。”という印象は大幅に改善されました。
目頭切開治療の傷跡は抜糸時、つまり治療1週間後にほぼ目立たなくなります。その後、傷跡の赤みが現れますが、この赤みも治療後2~3ヶ月で少しずつ消えてゆきます。
目の下にある眼輪筋(いわゆる涙袋)が腫れているため、一見目の下のクマ(くま)は改善していないように見えます。しかし、目の下の色素沈着を濃く見せている過剰脂肪等の原因を除去したので、眼輪筋のむくみがとれる治療一ヶ月後には目の下のクマ(くま)も大幅に改善するでしょう。

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