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2018年を終えるにあたって

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早いもので僕のクリニックは来年度開業以来15年目を迎えるが、以前は毎年その年の抱負につを語ったものだが、これくらい年時を重ねると新たな抱負は思いつかず、敢えて述べるとすれば、来年度も良好かつ安定した治療結果を維持することしかないと思っている。

 

そもそも医療の社会的意義は、社会へ安定した医療を提供することであり、医療は一般企業のように営利目的優先に決して行ってはならない。そういった意味で最近僕のクリニックは、この医療のあるべき方向性を遵守出来ており、来年もこの医療の正しい方向性を維持するつもりである。

さて僕は今年初頭、NHKラジオの経済展望特集に耳を傾けてみたが、その番組では今年の世界経済の展望を一流の経済学者が語っていた。その話によると、2017年後半から世界経済はとても安定しており、その結果として株価は右肩上がりとなったが、このトレンドは2018年も継続するだろうとのことだった。

 

この話を頭から信じた僕は、2018年は経済的に恵まれる明るい年になることを期待したが、蓋を開けてみると2018年は経済発展どころか経済縮小の1年に転じ、2018年度の最終株価は2万円台をなんとか維持したものの、7年ぶりに前年より株価が下回る予想外の経済低迷の年となった。

 

その原因は、なんと言っても米国・トランプ大統領の強権政治により中国と貿易戦争が勃発し、それぞれの国が関税引き上げを行った結果、二大経済大国間のこの確執が世界経済に伝播して、それを按じた投資家たちが株投資から資金を引き上げ始めたからである。

 

このような不測の事態が起こることを、今年初頭には誰も予想しておらず、昨年に続いて明るい経済循環に期待して株投資に昂じた多くの人々が、少なからぬ経済的損失を被ったはずである。にも関わらず、僕のクリニックは有り難いことに、今年も例年以上に多くのお客様にお越し頂き、充実した1年となったことは、何よりの喜びである。

 

さて来年はどのような年になるのか、たとえ予想しても今年のように予想とは正反対に向かうこともあるので、将来予想は殆ど意味を成さない波瀾万丈な時代へ進んでいるのではなかろうか。これまで人類は時代を重ねるにつれ、より良い方向へ向かうと楽観的に考えられていたが、ここ数年はむしろ、平和が脅かされる不穏な時代に舞い戻りつつあると世界中で警戒されているらしい。

 

それは米国・トランプ大統領が掲げる自国第一主義に煽動され、まるで第二次世界大戦前の如く、ヨーロッパ先進国までナショナリズムが勃発し始めているからであろう。その悪影響は我が国においても決して他人ごとではなく、韓国との関係はこのところ急速に悪化しているし、米国寄りの日本は、米国が中国と対立すればするほど、日本と中国の関係悪化も懸念される。

 

このような不測・不穏な時代に、我々はどのような心構えで新年を迎えるべきかについてだが、どんなに不測の時代がやってこようと決して悲観的になるべきでなく、あくまで冷静に自分の成すべきことを、着実に行う決意が何よりも肝心だと僕は考えている。

 

例えば今年の株価低迷も、米国発の不安を招く政治が投資家の気持ちにブレーキをかけたためであり、決して実体経済自体が悪化した訳ではないからだ。すなわち、我々1人1人が実のある仕事を堅実に行い、今回米国主導で巻き起こっている、あくまで一時的な不安定要素に振り回されなければ、世界は一歩一歩より発展する方向に向かうはずである。

 

最後になるが、僕のクリニックは冒頭でも述べたように、来年度も顔面老化予防・改善のための良好かつ堅実な美容外科医療を展開するつもりである。もしそれが来年度も確実に遂行出来たとすれば、近い将来、僕の究極目標である美容外科医療の社会的評価の改善や、認知度アップに一歩前進すると僕は強く信じている。

 

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