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美容外科ブログ

2022年9月19日
アンチエイジング診療の外ー4(新年を迎えて)

皆様、新年あけましておめでとうございます。銀座CUVOクリニックは今年も皆様のニーズにお答えできますよう、スタッフともども精一杯努力してゆくつもりですので、よろしくお願いいたします。 今年の抱負 普段は忙しくてテレビを見ている暇がないが、大晦日はひさしぶりにのんびり出来たのでテレビをつけてみた。紅白歌合戦も視聴率あ42%とまずまずだったようだ。僕はプライドとK-1ばかり見ていたが、こちらの視聴率は15%くらいだったらしい。紅白歌合戦の視聴率がどんどん下がっているとのことだったが、それは当分の間心配なさそうだ。何しろ日本は超高齢化社会を迎えている真っ最中で、この高年齢層が急にK-1にチャンネルを変えるとは考えにくい。他に裏番組といってもビートたけしの番組で2007年から宇宙人の侵略が始まるというものだったが、たとえそうだとしても大晦日にそんなこと知る必要はないと思った。この時間はあまり頭を使いたい人はいないので、歌番組かK-1のような格闘技が番組としてふさわしい。 のんびりすごしているとあっという間に2006年となった。さて、今年の抱負は何かと朝風呂に入りながら考えてみた。思い出すと去年の今頃は開業前準備と果たして経営的にうまくいくのかという不安にさいなまれていた。去年はなんとか乗り切れたものの、今年はさらに経営を安定させることが先決だ。顧客は少しずつでも増えてくれているので、このまま悪い評判がなければ大丈夫なはずだ。悪い評判の一番の原因は軽率な治療による顧客からのクレームだ。とにかく慎重な態度で一人一人の顧客に対応すべきだ。次に考えられる悪評の原因が周りからの誹謗中傷だ。「2チャンネルで悪口をかかれるようになったら、世間で有名になった証拠。」とも言われるが、あのページに書かれて喜ぶ人は誰もいない。常に患者さんのためになる医療をしていれば、敵など作るはずがないと信じて前に進んで行くつもりだ。 時々刻々と変わる世の中 今年の抱負として時代の流れについてゆくことも忘れてはいけない。ついこの間まで、情報を得るには雑誌など紙媒体による宣伝広告しかなかった。今は自分が知りたいことだけをインターネットでピンポイントで調べることが出来る。インターネットが僕のビジネスでも最も重要なマーケティング戦略となった。他業種でそれは随分前から常識だ。今日の朝日新聞を見ると、東大生が過去卒業後の就職として、官僚や大手一流企業に就職する人間が過半数だったのに、今はITビジネスで起業する人間の方が多くなっているらしい。彼らの大半が30代前半で独立し、成功するために昼夜を問わず働いている。彼らは”既存の古い体質のビジネスほど、ITにとってチャンスがある”と判断し、まだまだ世の中にたくさんあるこれらの旧体質のビジネスに革命を起こしている。 実は僕たち医師の世界も旧体質の確固たるもだ。いまだに教授の言うことは絶対的で、研究課題から就職先まで教授の一存で決まってしまう。それは我々医師が広く情報を有していないために、自己判断できず、権力に迎合する体質が身についてしまったからだ。この旧体質もやがてIT情報革命の力で崩壊するかも知れない。そのときに周りよりも一歩先に出ることが肝心だ。僕自身も30代後半で何とか独立に漕ぎ着けたものの、ついこの間まで医師という国家資格の上にあぐらをかいて「どうせ、僕は医者だからくいっぱぐれることなんかないんだ。」とたかをくくっていた。しかし、この慢心が自分の成長を妨げる最大の原因だった。この若き起業家たちに負けないよう、IT情報戦線の最先端に立っていなければならない。 個人的な課題 個人的な面ではどうだろうか?やはり、今年も自分自身のアンチエイジングの追求をし続ける予定だ。昨年からブログに記載しているように、アンチエイジングはダイエットと密接な関係がある。一気に行うのではなく、ダイエットのように末永く一生続けることがアンチエイジング治療でも大切だ。昨年から週2回、ジムに通いウエートトレーニングを始めているが、これもあまり無理しないことだ。僕の友人、ウイリアムは長年ジムでトレーニングしているが、”ボディビルダーにでもならない限り、週2,3回でジムは十分”という結論に達した。あまり、トレーニングを行うと返って太りやすい体質になるらしい。確かに僕も最初の頃、張り切りすぎて一日おきにトレーニングをしていると、にわかに筋肉らしき体重がついてズボンがパンパンになってしまった。トレーニングによる食欲増進効果が著しくなってしまって、必要カロリーを軽くオーバーしてしまったらしい。それよりも適切な運動を出来るだけ長く続けることが体に良いのだ。 ミセス・リーについて ウイリアムの義理の母、ミセス・リーは80歳になるのだが、先日ウイリアムたちとショッピングに福岡までやってきた。彼女は昼から夜までずっと僕たちと行動を伴にしていて、高齢だということをまったく感じさせない。ファッション、美容医療、何でも興味を示し、その反応は僕たちと変わらない。ウイリアムたちも高齢だからといって、歩くスピードを緩めたり、ショッピングをした荷物を代わりに持ったりという、いたわりのそぶりさえも見せない。逆に、そのようないたわりをミセス・リーに見せたら、「あなた、失礼よ!」と怒られそうな勢いだ。その若さを保つ原因は1、自分が年をとっていることを認めないこと、2、楽観的なこと、3、そして何に対しても興味を持ち続けること、だろう。人間はこのようなキャラの持ち主を老けさせないように作られているのだと思う。なぜなら、このような人は周囲に「自分も80歳になっても、あのように元気でいたい。」と思わせるオーラを出しているので、重宝されるからだ。同じ80歳でも「あー、自分も80歳になったら悲惨だ。」と思わせるようなオーラでは駄目なのだ。彼女は香港の自宅のプールで365日、毎朝30分どんなに気温が低くても泳ぐそうだ。元気な人には必ずその秘訣がある。僕もアンチエイジング医療を専門にする者としてこの医療を自ら実践し続けるつもりだ。そして、ミセス・リーのように”何歳になっても周りの人たちに希望を与え続ける人間になる”というのが今年自分に課した抱負だ。

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