2025年6月7日
不発に終わった人生最後のロングラン?(>_<)
僕が2018年夏に突然ランニングを開始したのは、それまでランニングが健康に良いからやらなきゃと思いつつも、単調・退屈なこのスポーツに何度チャレンジしても、若い頃サッカーで痛めた右膝痛などを理由に”三日坊主”で挫折していましたが、その年の春、インドネシアで富士山と同高度の登山にチャレンジしたら、その頃やっていた筋トレが功を奏したのか、右膝痛も生じずに登山制覇出来たので、であればランニング(マラソン)も出来るのでは?!と閃いたからです(^0^;)
早速ランニングを開始し数ヶ月走り込んだその年の夏、日本最北・稚内市で初開催されたフルマラソンに参加しなんとか完走後、同年秋にはニューヨーク・マラソン、翌年(2019年)夏には北海道マラソンと次々と本格的マラソンを制覇したものの2020年初頭にパンデミックが勃発し、その後2年間全てのマラソン大会は中止となり、せっかく順調だったランニングもそこで完全ストップしました。。
パンデミックの間、ランニング代りにフットサル(サッカー)を行っていた2020年夏、なんと右アキレス腱断裂という大怪我を経て、それでもランニングは諦めず怪我から1年半後また走り始め、パンデミックが鎮静化した2022年後半マラソン大会が再開後、2024年春に東京マラソンも走り抜けましたが、アキレス腱の大怪我と年齢的限界による完走タイムの劣化が目立ち、そろそろフルマラソンは引退しようと最近考えていました。
ところが昨年末、北海道の友人から2025年6月に北海道・利尻島で開催される島一周ランニング大会(53.67㎞)に参加しないか?と誘われ、その7年前、人生発マラソンを北海道・稚内市で完走したので、であれば人生最後のマラソンも日本最北・利尻島で完結しようと本大会参加を決め、数ヶ月前からトレーニングを継続しこの度本大会に出走しましたが、その様子を述べる前に北海道・利尻島について完結に説明すると、本島は周囲53㎞余り国立公園指定の島で人口は2600人、その中央には標高1.721mの急峻な利尻山がそびえ立つ何やらスピリチュアルパワーを感じる場所でもあります(O_O)
数年前に参加した千歳マラソンでも練習不足が祟り、古怪我の右膝痛が原因で30kmリタイアとなった大変悔しい経験をしましたが、毎年この時期仕事で多忙なGW、その後に開催される美容外科学会などの行事が多くて思うような走り込みが出来ず、更にフルマラソンより10kmも長いコースなので出走前から苦戦が予想されましたが、”まあ人生最後のロングランだから、ゆっくる走ったり歩いたりしながら完走を目指そう”と思いました。。
ところがいざ走り出すと”スイッチオン”、当初予定とは異なりいきなりレースモードに突入し、最初から飛ばし過ぎたのと予想以上にアップダウン(山坂)の多いコースに苦渋し、案の定30㎞地点で右膝痛が出現した後なんとか35㎞まで持ちこたえたものの、ここからゴールまで更に20㎞もあると知った途端気持ちがめげ、この地点でまたもやリタイア、、人生最後のロングランも不発に終わり、”まあこれぞ僕らしい結果(終わり方)。。”と変に納得(^0^;)、ですが気温10~15℃というランニングには最高の晴天の下、北海道最北端の宗谷海峡から吹き付ける強くて涼しい海風と共に走れたのは最高でした\(^o^)/


利尻富士を背景に搭乗する機体とともに