2025年6月21日
オンライン講義
僕が学生だった1980~1990年代、ようやくパソコンがこの世に誕生しましたが、現在のようにネット・スマホなどのテクノロジーが存在せず、当時生きる多くの人が依然アナログ的に暮らしていたのが今や懐かしく思えますが、当時学生の僕が高校・大学で授業を受けるのも教室前方の教壇に立つ先生(講師)の講義を視聴していたわけで、当時からADHD(多動症)傾向の僕は興味ない授業には全く集中出来ず、授業中は貧乏ゆすりをしながら、ただただ講義時間が過ぎるのを待っていた苦い記憶があります(>_<)
きっと僕より年下の学生さんたちも、多かれ少なかれ学内講義を視聴しながら勉強したと思いますが、自体が一変したのが2020年に全世界を震撼させたパンデミックからで、その後2年近くもの間人々が集会行為が禁止となり、その間学生さんたちも休校・自宅(待機)学習が続き、その後は自宅に居ながらオンライン(Zoom)によるリモート授業が可能となったので、パンデミックの間学生だった人たちは殆ど学校に出席せず、オンラインのみで単位取得・卒業したようです(O_O)
僕は今でも時折講義を受ける機会があり、その一つが産業医(職場安全と健康を守るため、労働者の健康管理・増進への指導・助言を行う医師)講習会で、当免許維持の為、年1~2回講義視聴を続けていますが、最近その一部をオンライン受講出来ると知り初めてそれを経験しましたが、オンライン講義は”あれほど苦労した学生時代の授業参加は何だったのだろう?!”と思えるほど、僕の予想を遥かに上回る利便性だったので、残り紙面はそれについて語ります。
かつてADHDと唯我独尊(自己中心的行動や態度が目立つ人)だった僕にとって、オンライン授業の最大メリットは講義参加という集団行為からの完全解放で、つまり、自分の好きな場所(自宅)で僕1人で視聴すると、かつて学校で受けた授業より遥かに集中して楽に視聴出来たことで、もし僕の学生時代にオンライン授業可能だったとすれば、きっと当時より遥かに優秀な成績を収めていたはずと直感しました。
特に、講師の声がパソコンスピカーからハッキリと聞こえることや、パソコン画面上に写されたスライドも鮮明で分かりやすいので、集団授業を受ける際の座席による正面から遠い近い等のハンデも無いし、前座席に座る背の高い人の邪魔も入らないこと、それと僕は体感温度が一般人より10℃近く高いので、冷房で室温20℃くありまで冷やした状態が一番集中出来、それが集団講義では100%不可能ですが自宅では可能なことが極めて効果的だったからで、そう考えるとパンデミックは我々にトラブルのみでなく、このような新技術の恩恵をもたらしたのだと改めて感じました(^0^;)