2025年5月17日
この夏日本で大地震が?!
今年に入ったくらいから、香港や中国のお客さんたちからチラホラ耳にし始めたのが”今年7月初旬日本(太平洋側)に大地震が起こる。。”という噂で、多分それは以前から日本の”南海トラフ”に数十年以内に発生すると予想され、報道され続けている話しと思われますが、その時期が数ヶ月後に迫ってきたせいか実際に発生するかどうかは別として、様々な業界にて少なからぬ悪影響を及ぼし始めているようです(O_O)(O_O)
ここで”南海トラフ”とは何かについてですが、そもそも”トラフ”とは溝のことで、駿河湾(静岡県)~日向灘(宮崎県)にかけて、具体的にはフィリピン海プレートとユーラシアプレートが接する海底の溝状地形を現し、この場所ではフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいる為ひずみが蓄積され、過去には100~150年間隔で南海トラフ地震が発生しており、南海トラフで今後起こる可能性があるのは巨大地震であり、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波が襲来する可能性があるとされます。。
この噂が広まった最大の理由は1990年台中半、未来予言の才能を持つ日本人・女性漫画家が描いた予言本の中で、当時から30年後の未来、つまり2025年夏に南海トラフ大地震が発生すると予言していたことが発端で、実はこの漫画家はその予言本の中で2011年3月11日に起きた東日本大震災やダイアナ妃の死亡事故なども、それが実際に発生する以前に彼女が見た予知夢(夢の中で未来を見る能力)から見事的中させていたからで、今年7月の大地震・予言の信憑性(実際に起こる可能性)が高いのでは??と、中国人たちのみならず日本人の間でもにわかに騒めき立ち始めたのです。。
冒頭でこの予言で社会的悪影響が出だしたとお伝えしたのは、例えば僕のクリニックでも毎年夏は多くの中国人からのお客様で賑わいますが、今年は7月に来日を避けたり来日をキャンセルする旅行者が後を絶たないらしく、実際に今夏中国から来日者数は30~40%減となるようで、その影響で多分僕のクリニックも今夏は中国のお客さんが減少し静かな夏となりそうだからで、と言うか、もしこの地震が本当に発生したら日本中大混乱で診療どころではないでしょうから、たとえ未来予言とは言えども、僕もやや気になっているのです(^0^;)
ただ予言は皆に広く知れ渡ると不思議なことにそのエネルギーを失い、実際に起こらないことが多いらしく、例えば1999年7月に人類が破滅するとされた”ノストラダムスの大予言”、2012年12月12月21日に世界が終わるとされた”マヤの予言”などは見事に外れ、結局何も起こらなかったわけで、これらは量子力学(原子レベル以下の極めて小さいエネルギー・物質単位にて、特殊な性質を解き明かす学問)にて、集合意識(今回で言うと大地震への認識)が作用すると、このような大災害のエネルギーを減衰させるとの説もあり、もし今回の予言も中国や日本で広く知れ渡れば、その集合意識の作用で南海トラフ地震は消退するはずなので、僕はそれを信じ今年7月も何も変わらない生活を続ける予定です(^0^;)