サーマクールによる引き締め効果は、たるみやしわ以外にも、毛穴の引き締め、ニキビ・ニキビ痕の改善も期待できます。また、照射部位によって異なりますが、たるみの引き締め効果は照射部位以外にも副次的な効果が期待できます。例えば、頬においては鼻唇溝を目立ちにくくさせ、目の下のたるみを改善させる以外にも、顔のラインがシャープとなることで小顔効果も期待できます。また、額では額自体のたるみやしわへの効果はもちろん、上まぶたの引き上げ効果も期待できます。
いえ、効果が認められない方もいます。しかし、アメリカでの研究では、 1 回のサーマクールの治療で 80 %以上にたるみの改善を認めたという報告があります。経験上では、ほぼ全例で即時的な効果によりハリが出たとおっしゃられ、7割の方でたるみが主観的にも客観的にも改善しているようです。白人に比べ顔の皮下が厚い日本人では若干効果が劣る印象があります。
より強い効果と確実性を期待される方には御承諾をいただいた上で、サーマクール施行前に麻酔の注射で神経ブロックを行い、通常の場合よりも高出力で照射することも可能です。
間違いなくフェイスリフトのほうが効果は優ります。フェイスリフトの効果が10とすると、今までのフォトフェイシャルの効果は1以下と言ってよいでしょうが、サーマクールは4〜5といったくらいでしょうか。サーマクールはあくまで、フェイスリフトまでは受けたくないがフォトフェイシャル以上の効果は期待する方がもっともよい適応かと考えます。
たるみの改善が認められているとのことですので、サーマクールがよく効くタイプの方かと思われます。サーマクールのコラーゲン増生効果は半年程度は持続しますので、推奨されているように半年は間隔をあけた方がよいかと考えます。その間は、同じくRF効果で肌にハリを生むオーロラを1ヶ月に 1 回程度行い相乗効果を狙うことをおすすめします。さらに、金の糸を埋没することでより持続するコラーゲン増生を期待することも可能です。
即時的な効果として 1 〜2日ほどで照射範囲の肌のハリが増します。その後、真皮でのコラーゲンを増生する持続的な効果が 1 〜4ヶ月程度持続して、たるみなどの引き締め感が徐々に感じられるようになります。 約 1 ヶ月程度でリフティング効果を実感される方が多いようです。 一旦引き締まった皮膚はその状態で安定しますが、少しずつ通常の加齢現象は進行していきます。効果の表れ方や消え方は、その人の新陳代謝のスピードにより個人差はあります。
金の糸やアプトスなどの異物が入っている方ではサーマクールは推奨されていません。もし、両方をご希望される場合は、まずサーマクール施行後に金の糸などを行う方がよいかと考えます。