A.当クリニックではこれまで300例近くの 口腔内から行う頬たるみ(頬脂肪除去)治療を行っていますが、治療を受ける方々の年齢層は40代以降となっています。 この治療前後での顔面下部を比較します。
●症例−1:50代前半女性
治療前の口元を観察すると、頬のたるみのため口角が下がっています。
治療後は頬のたるみが改善され、口角が上がり、顎のラインがきれいに改善されました。
また、いわゆる”ほうれい線や口角のしわ(マリオネットライン)”が薄くなりました。
●症例−2:45歳代後半女性

治療前写真を観察すると、口角の下がりが気になります。まが口角外側頬の張り出しも老化を感じさせます。
治療1か月後の写真を観察すると、口角の下がりと頬のボリューム感が縮小したことが分かります。
●症例−3:40歳女性
治療前写真を観察すると頬の下垂とほうれい線が気になります。
治療1か月後の写真を観察すると、頬の下垂とほうれい線が大幅に改善しています。
●症例−4:60代前半女性

治療前の写真を観察するとほうれい線、口角のしわ、頬の下垂による輪郭の不整、頬の外側への張り出し等が認められます。
治療2ヶ月後の写真を観察すると、頬の外側への張り出しが改善され小顔になりましたが、ほうれい線、口角のしわは依然残っています。
口元のしわが完全に改善されない原因は、長年、頬の下垂を放置しておいたことによる皮膚の癖が残存しています。
こういったしわを解消するにはヒアルロン酸などのフィラーを注入すると良いでしょう。
また、頬のたるみ自体のさらなる改善を求める場合はいわゆる”フェイスリフト”手術を検討すべきでしょう。
A.口腔内から行う頬たるみ治療の効果は症例によって異なり、フェイスリフトと同様な効果が得られる場合もありますが、それより劣る場合もあります。
この治療の効果は若年齢層(30〜40歳代)に行うほど高くなります。
もちろん、中高年層(50歳以降)の方が治療を受けても治療効果は期待されますが、長年頬脂肪が存在したことで皮膚自体が下垂している場合も少なくありません。
このように中高年層以降の方が皮膚自体のたるみの改善も同時に望む場合は、
口腔内から行う頬たるみ治療(頬脂肪除去)後にフェイスリフト治療を引き続き行うべきでしょう。
メリット |
デメリット |
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| 口の中から行う頬たるみ治療 | 傷跡が残らない。 回復が早い。 自然な結果。 |
皮膚自体のたるみは改善されない。 顔上部のたるみは改善されない。 |
| いわゆる“フェイスリフト” | 顔全体のたるみを改善することが出来る。 | 傷跡が残る。 回復が遅い。 末梢神経知覚鈍麻などの神経回復に数ヶ月の時間経過が必要となる。 不適切な治療を行うといわゆる”マスク様”の不自然な表情となりかねない。 頬脂肪を除去しなければ、経過とともに再発する。 |
上表の如く、口の中から行う頬たるみ治療で顔下部(頬)のたるみを効率的に改善することが出来ます。
特に加齢とともに生じる口角の下がり(口がへの字となる状態)を予防、改善するには良い治療です。
顔全体のたるみを改善する場合は、いわゆる”フェイスリフト”治療を行うべきです。
しかし、顔全体のたるみが生じているケースは意外にもそれほど多くありません。
また、フェイスリフトは劇的な効果をもたらしますが、上表にあるようなデメリットが生じる可能性もあるので、その適応は慎重にすべきです。