小顔治療にはいくつかの方法があります。その方法を下に列記します。
いわゆる“下ふくれ顔”は、バッカルファット(頬脂肪)と呼ばれる頬深部の脂肪組織が通常より多いことが主な原因の一つです。このバッカルファット(頬脂肪)を口内から適切に除去すると、“下ふくれ顔”をすっきりとさせることが可能です。過剰なバッカルファット(頬脂肪)を長年放置しますと、いわゆる“ブルドック顔やリスのほほ袋(チップモンキー)様”の人相となります。
口内の上顎部の第二臼歯から外側に向かって、粘膜組織を2cmほどレーザーで切開します。咬筋前方部から過剰なバッカルファットを排出しながら除去します。治療は局所麻酔で行い、両側約1時間程度で終了いたします。治療後、レーザー照射部粘膜は糸で縫合します。“目の下のくま、たるみ治療”同様、治療は粘膜面(口の裏側)から行いますから、皮膚に傷跡等は残りません。
治療後2〜3日は軽度の腫れを伴います。この腫れは少しずつ改善し、治療後3週間ほどしますと完全に回復します。粘膜の縫合糸は治療後7〜10日後に抜糸します。料金は両側バッカルファット除去で420,000円(税込み)〜となります。
A:頬のたるみは頬に存在する”頬脂肪(バッカルファット)”と呼ばれる脂肪塊の下垂が主な原因です。
加齢に伴い、顔面構成支持組織にゆるみが生じます。
その結果、図ー1左端のように若年時は上方に位置していた 頬脂肪(バッカルファット)が中高年層になると次第に下方に落ちてゆき、図-1中央の如く頬のたるみとして認識されるようになります。
この 頬脂肪(バッカルファット)を適切に除去すると、図-1右のように頬下垂の原因が解消されるため、頬全体がリフトアップされたり、ほうれい線が軽減します。したがて、 頬脂肪(バッカルファット)は頬たるみ改善のための効果的治療といえます。

A:一般的に体脂肪は皮膚直下に存在する皮下脂肪のことを意味します。
ですが、頬脂肪(バッカルファット)は 図-2、図-3の如く、顔面深部の2層の筋肉(咬筋と頬筋)の間に挟まれるように存在します。
頬脂肪(バッカルファット)は皮下ではなく筋肉下に存在する特殊な脂肪組織です。このような筋肉下に位置する特殊な脂肪は体内に2つのみ存在します。
それは
頬脂肪(バッカルファット)と、目の下のくま、たるみや目の上のたるみの原因となる眼窩脂肪なのです。

A:一般的に脂肪組織は、いわゆる”皮下脂肪”のことを表します。”皮下脂肪”は皮膚直下にあり、体を寒さから守ったり、エネルギーを蓄えたり、体に必要なホルモンを産生する役割を担っています。
しかし、ヒトにはこれと全く異なる機能を持った脂肪塊が2ヶ所に存在します。これらの脂肪塊は顔面、目周囲と頬にあります。ではこれらの脂肪塊はどのような役割を担っているのでしょうか?それは我々が太古の昔、まだ類人猿として生活していた頃、何らかの役に立っていたようです。
目の下の脂肪は目を寒さや衝撃から守るために必要であったと思われます。 頬脂肪(バッカルファット) は、我々が現在よりも母乳を長期間必要としていた頃、お乳を吸う筋肉と物を噛む筋肉の間の摩擦を軽減するために存在していたと思われます。
現代人は寒さや衝撃から目を守る目周囲の脂肪も、お乳を吸うための頬脂肪(バッカルファット)も不必要です。しかし、これらの脂肪塊は依然退化することなく、行き場所を失った不必要な組織として現代人の顔面に残存しています。
A:顔面は加齢とともに皮下支持組織が弱くなり、目周囲や頬脂肪塊が下垂してゆきす。例えば、目の上の脂肪は上瞼のたるみとして、目の下の脂肪は目の下のくま、たるみ症状として、頬脂肪(バッカルファット)は頬のたるみとしてそれぞれ出現します。頬脂肪(バッカルファット)
は通常の場合、左右にゴルフボール大の脂肪塊として両頬部に存在します。
これまで頬のたるみは、メスを使ったフェイスリフトや、糸で頬を引っ張り上げるケーブルリフトが一般的でした。
しかし、図-4、5のように、たるみの原因であるゴルフボール大の頬脂肪(バッカルファット)が存在する限り、どんなに皮膚を引っ張り上げても、頬はまたこの頬脂肪(バッカルファット)の重みで次第に下がってゆきます。
ですから、頬をたるませる重しとなる頬脂肪(バッカルファット)を除去することが頬のたるみ治療の第一選択肢となります。
頬脂肪(バッカルファット)を適切に除去すると、頬組織荷重が大幅に軽減し、自然な頬の引き上げ(リフトアップ)効果が得られます。また、その効果は恒久的に持続します。
ケーブルリフトやメスを用いて行ういわゆるフェイスリフトは、頬脂肪(バッカルファット)などの頬のたるみの原因が長く放置され、皮膚自体が不可逆的に弛緩した高齢者などの場合がその適応となります。
しかし、東洋人の場合、皮膚が厚く、弾力性に富んでいるため、たとえ高齢になっても、 頬脂肪(バッカルファット)除去のみで十分な頬の引き上げ(リフトアップ)効果が得られる場合も少なくありません。

A:治療は図−6の如く、口腔粘膜からレーザーで進入します。口腔粘膜面に約1〜1.5 cmの進入口を開き、頬筋を剥離しつつ 頬脂肪(バッカルファット)に到達します。
頬脂肪(バッカルファット)は一つの皮膜に包まれて存在しているので、その一端を把持し、引き出しながら、これをレーザーで止血、焼灼しながら除去してゆきます。完全止血を確認した後、粘膜面を閉創し治療を終了します。治療所要時間は両頬の治療で1時間程度です。治療1週間後に来院していただき、口腔粘膜閉創部の抜糸を行います。

A:腫れは了解可能程度で、両頬下部がやや下ぶくれのようになりますが、主な腫れは治療後3~4日程度で解消されます。
希に 頬脂肪(バッカルファット)除去部の血腫による硬結が発生することもありますが、2週間程度で解消されます。
A:当クリニックで適切な治療を行う限り、そのようなことはございません。
その理由は 図-2、3の如く頬脂肪(バッカルファット)は立位で口角より下垂しています。つまり、除去され解消されるのは頬下部であって、頬上〜中部に影響を与えることはなく、頬自体が窪んだりすることはありません。
また、頬脂肪(バッカルファット)は咬筋と頬筋に挟まれているため、この脂肪塊を除去しても皮膚に対する直接的影響はほとんどありません。
また、頬脂肪(バッカルファット)除去はレーザーを用いた低侵襲治療であり、組織に与える損傷もほとんどなく、それ以外の後遺症が発生することもありません。
A.当クリニックではこれまで300例近くの 口腔内から行う頬たるみ(頬脂肪除去)治療を行っていますが、治療を受ける方々の年齢層は40代以降となっています。
この治療前後での顔面下部を比較します。
●症例−1:50代前半女性
治療前の口元を観察すると、頬のたるみのため口角が下がっています。
治療後は頬のたるみが改善され、口角が上がり、顎のラインがきれいに改善されました。
また、いわゆる”ほうれい線や口角のしわ(マリオネットライン)”が薄くなりました。
●症例−2:45歳代後半女性

治療前写真を観察すると、口角の下がりが気になります。まが口角外側頬の張り出しも老化を感じさせます。
治療1か月後の写真を観察すると、口角の下がりと頬のボリューム感が縮小したことが分かります。
●症例−3:40歳女性
治療前写真を観察すると頬の下垂とほうれい線が気になります。
治療1か月後の写真を観察すると、頬の下垂とほうれい線が大幅に改善しています。
●症例−4:60代前半女性

治療前の写真を観察するとほうれい線、口角のしわ、頬の下垂による輪郭の不整、頬の外側への張り出し等が認められます。
治療2ヶ月後の写真を観察すると、頬の外側への張り出しが改善され小顔になりましたが、ほうれい線、口角のしわは依然残っています。
口元のしわが完全に改善されない原因は、長年、頬の下垂を放置しておいたことによる皮膚の癖が残存しています。
こういったしわを解消するにはヒアルロン酸などのフィラーを注入すると良いでしょう。
また、頬のたるみ自体のさらなる改善を求める場合はいわゆる”フェイスリフト”手術を検討すべきでしょう。
A.口腔内から行う頬たるみ治療の効果は症例によって異なり、フェイスリフトと同様な効果が得られる場合もありますが、それより劣る場合もあります。
この治療の効果は若年齢層(30〜40歳代)に行うほど高くなります。
もちろん、中高年層(50歳以降)の方が治療を受けても治療効果は期待されますが、長年頬脂肪が存在したことで皮膚自体が下垂している場合も少なくありません。
このように中高年層以降の方が皮膚自体のたるみの改善も同時に望む場合は、
口腔内から行う頬たるみ治療(頬脂肪除去)後にフェイスリフト治療を引き続き行うべきでしょう。
メリット |
デメリット |
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| 口の中から行う頬たるみ治療 | 傷跡が残らない。 回復が早い。 自然な結果。 |
皮膚自体のたるみは改善されない。 顔上部のたるみは改善されない。 |
| いわゆる“フェイスリフト” | 顔全体のたるみを改善することが出来る。 | 傷跡が残る。 回復が遅い。 末梢神経知覚鈍麻などの神経回復に数ヶ月の時間経過が必要となる。 不適切な治療を行うといわゆる”マスク様”の不自然な表情となりかねない。 頬脂肪を除去しなければ、経過とともに再発する。 |
上表の如く、口の中から行う頬たるみ治療で顔下部(頬)のたるみを効率的に改善することが出来ます。
特に加齢とともに生じる口角の下がり(口がへの字となる状態)を予防、改善するには良い治療です。
顔全体のたるみを改善する場合は、いわゆる”フェイスリフト”治療を行うべきです。
しかし、顔全体のたるみが生じているケースは意外にもそれほど多くありません。
A. 抗加齢外科で行う治療は、いわゆる”美容整形とは異なり、しみ、しわ、たるみなどの老化現象を対象とします。
この治療により老化を感じさせる外見上の問題点を可能な限り解消し、若さを取り戻します。
さらにこの治療は、将来に起こりうる老化現象を予防し、出来るだけ長く若々しい姿を保つための外科的治療でもあります。
A. 抗加齢外科で主に扱う体部位は主に顔です。 以下にその理由を説明します。
顔は普段から外に露出されているので、紫外線によるしみなどの老化現象が起きやすいのです。
さらに顔には表情を作る筋肉(表情筋)が多数存在し、額や眉間、目尻などのしわが出来やすい場所でもあります。
また、目の周囲及び、頬の2箇所に皮下脂肪と異なる特殊な脂肪塊が存在します。
これらの脂肪は機能脂肪と呼ばれ、いわゆる皮下にある”体脂肪”とは異なり、体内ではこの2箇所のみに存在します。
これらの機能脂肪は体重の増減とは関係なく存在し、加齢とともに膨らみ下垂し始め、目周囲や頬のたるみの主な原因となります。
なお、顔以外の体幹部は食生活や運動など、普段の生活習慣に配慮することで若さの維持が可能です。
体幹部の場合、筋肉の維持と肥満予防が何よりの老化予防となるので、抗加齢外科が介入する余地はさほどありません。
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しわは、 しみは、 たるみは、 以上の部位が抗加齢外科の治療対象となります。 |
まずは下の治療前後イラストを参照ください。
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![]() 治療後に予想される顔 |
しわは、 しみは、 たるみは、 |
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このように治療前の顔のしわ、しみ、たるみは上記の抗加齢外科治療にて効果的に解消されるはずです。
これらの治療で注目に値すべきことは、頬のたるみ治療後にほうれい線が薄くなり、口角の下がりが改善したことです。
ほうれい線と口角の下がりは、老いを強く感じさせる加齢に伴う典型的な特徴ですが、CUVOオリジナル頬たるみ治療で、これらの症状が効果的に解消され、顔は大幅に若返ります。
では実際に抗加齢外科治療を行った症例を観察しましょう。
症例:53歳女性
下治療前写真の如く、加齢による眼周囲のしわ、たるみ、頬のたるみ及びほうれい線や口角の下がりが認められます。
これらの症状に対して、上下眼瞼形成術、およびCUVOオリジナル頬たるみ治療を行いました。
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治療前 |
治療3ヶ月後 |
治療結果を観察すると、眼周囲のたるみ、頬のたるみ、ほうれい線、口角の下がりが大幅に改善したことがわかります。
つい最近まで、眼周囲や頬のしわ、たるみ治療は、フェイスリフトなど、いわゆる”メスを用いた本格的な手術”を行うことが一般的でした。
しかし、皮膚切開を用いた手術を行うと、傷跡やケロイド瘢痕、ダウンタイム(社会復帰までの時間)の遷延、一時的皮膚知覚鈍麻や違和感(これらの神経症状は数ヶ月以内に必ず回復します)などが発生する可能性があります。
時代の流れとともに、我々はより安全で良好な結果をもたらす治療を探し求めています。
今回の症例の如く、 目の裏側、口腔内からレーザー治療を行うことで、
皮膚切開法を用いなくても、しわ、たるみなどの老化現象を十分に改善出来ます。
また、皮膚切開のないレーザー治療を行う限り、従来までの治療に伴う傷跡等の問題が確実に回避されるのみでなく、その治療結果は、皮膚切開を用いた方法と同等以上といっても過言ではありません。