目の下のたるみと目の下のくまの違いについて。目の下のくま・たるみ治療なら銀座CUVOクリニック

"目の下のたるみ"と"目の下のくま"の違いについて

"目の下のたるみ"とは?

典型的なのは、当ホームページ、目の下のくま・たるみ治療に掲載された症例写真13です。

この症例は遺伝的に下眼瞼脂肪が多い患者さんです。このようなケースでは加齢に伴う下眼瞼支持(靱帯)組織の緩みが生じると、上部からの眼球の荷重により下眼瞼脂肪が前方突出するようになります。

症例によっては眼窩脂肪支持組織がこの脂肪塊の圧迫に突如耐えられなくなり、まるで破綻を来したかの如く、数日のうちに目の下のたるみ症状が出現することもあります。

一般的に下眼窩脂肪は男性の方が女性よりも多く、前方突出量も大きいので、たるみの程度が強くなります。しかし、男性の眼窩脂肪支持組織は比較的丈夫なので、目の下のたるみは30代後半から発症することが多いようです。

女性の場合、下眼窩脂肪量は比較的少量ですが、男性よりも眼窩脂肪支持組織はもろくいので、男性のケースよりも若く(20代後半)からから目の下のたるみが出現する場合も少なくありません。

目の下のたるみ症状は、あくまで下眼窩脂肪の前方突出が主体となります。一般の方々は下眼瞼皮膚自体がたるんでいると誤解することが多いようですが、実際には皮膚のたるみはほとんどなく、前方突出した脂肪が皮膚をたるんでいるように見せているに過ぎません。 したがってその治療は、皮膚切開をして皮膚のたるみを取るのではなく、前方突出した下眼瞼脂肪を適切に除去することがふさわしいのです。


"目の下のくま"とは?

典型的なのは、当ホームページ、目の下のくま・たるみ治療に掲載された症例写真8です。


目の下のたるみは下眼瞼皮膚の下垂が顕著に出現した状態であるのに対し、 目の下のくま(クマ)は、 この症例写真の如く、下眼瞼皮膚色素が何らかの原因で強調された状態を言います。その原因については目の下のくま(クマ)についての項目ですでに述べましたが、ここで再度列記します。

1.下眼瞼構造の不具合による下眼瞼皮膚下垂
2.下眼瞼脂肪の前方突出
3.下眼瞼皮膚自体の色素

この症例の場合、上記1、2、3がその原因として考えられます。すなわち、下眼瞼皮膚自体の色素、下眼瞼脂肪の濃いオレンジ色の皮膚への投影、さらにこの脂肪突出による影クマの形成が重複した結果、下眼瞼皮膚が顔面他部位の皮膚色より著しく黒ずんで見えています。

特に上記1の下眼瞼構造の不具合は遺伝的素因がその原因なので、この要素が強い場合、若年層から目の下のくま(クマ)症状が発症することが一般的です。目の下のくま(クマ)症状が若年層から発症すると、年齢より老けて見えたり、不健康に見えるので、本人にとっては多大なコンプレックスをもたらします。

目の下のたるみ治療は、いわゆる”脱脂”と呼ばれる下眼瞼過剰脂肪の適切な除去で治療します。しかし目の下のくま(クマ)は、上記原因の割合に応じて、治療手技を細かく調節する必要があります。

この症例の場合、上記2がその原因として最も強く、次に1、3がその原因として続くと判断しました。そこで、2と1の原因を解消すべく、下眼瞼脂肪の適切除去と、皮膚皮膚挙上の両方を同時にもたらす下眼瞼形成術を行いました。

その結果、症例写真の如く目の下のくま(クマ)症状は大幅に解消されました。依然、皮膚自体の色素沈着が残存していますが、さらなる改善を求める場合は、漂白剤塗布、色素解消を図るためのレーザー照射等のスキンケア治療を行うと良いでしょう。

以上のように目の下のくま(クマ)は、目の下のたるみと異なり、いくつかの原因が重複して発症しているので、その治療に当たってはその原因を慎重に分析した上で、適切な治療を行うことが肝心です。