眼瞼下垂症-1

2011年01月02日

5.001

眼瞼下垂症は上瞼が下垂し、瞳を覆う状態を表します。その原因はさまざま考えられますが、眼瞼挙筋と呼ばれる上瞼を持ち上げる筋肉と上瞼の瞼板を結合する部分の弛緩が主な原因です。例えば、長期間(数十年単位)ハードコンタクトレンズを装用し、その部分に機械的摩擦が生じて緩んでしまうことは眼瞼下垂症の典型的な原因です。 眼瞼下垂症になると上瞼が開きにくいので視野狭窄が起こります。上瞼を開ける筋肉の不具合があるので、その代償として額の筋肉を使い眉毛を上げることで目を開けようとします。しかし、額の筋肉を用いて開眼することには無理があり、過度の筋肉緊張を伴うため肩こりや頭痛が発生します。また、額の筋肉を常に用いると額にしわが出現し、美容的問題にもなります。 眼瞼下垂症は上記のような原因がなくとも、老化にともなう上瞼皮膚の弛みや余剰により進行します。最近当クリニックでは眼瞼下垂症の治療が急増しているので、2010年に抗加齢美容外科学会で発表した資料をもとにこの疾患について説明いたします。 5.002眼瞼下垂症はその程度によって軽、中、重度に分類されます。上記イラストの如く、瞳に上瞼が少しかかると軽度、半分くらいまで覆うと中等度、そして半分以上になると重度となります。5.003次に眼瞼下垂症の原因ですが、筋原性や神経原性と呼ばれる生まれつき眼瞼下垂症が生じている場合や眼窩腫瘍が原因の場合、さらに偽眼瞼下垂症といって、眼瞼挙筋に異常がなくても、濾過に伴う上眼瞼皮膚が弛緩により眼瞼下垂状態になっている場合もあります。 当クリニックで治療対象となるのは上腱膜性眼瞼下垂症と呼ばれる、長期間ハードコンタクトレンズ装用による眼瞼挙筋と瞼板を結ぶ接合部の弛みによるものです。名称未設定このイラストは眼部縦断面ですが、矢印で示した部分が長期ハードコンタクトレンズ装用により弛緩しやすい筋瞼板接合部です。 5.005眼瞼下垂症の治療はその発生原因や症状によってさまざまですが、長期ハードコンタクトレンズ装用による筋瞼板接合部の弛緩した症例では眼瞼挙筋を前方展開し、瞼板に縫縮する方法が一般的です。5.008眼瞼下垂症治療の教科書から抜粋した手術のイラストですが、B~Eの上眼瞼展開図の上部にある眼瞼挙筋と下部にある白色の瞼板部を縫縮している様子が示されています。 5.009この写真は当クリニックの眼瞼下垂症例の一コマですが、上教科書のイラスト同様の展開を行っています。

銀座CUVOクリニックの眼瞼下垂症について

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