目の下のクマ(くま)

question

after

Q.1目の下のクマ、特に色素沈着が気になりますが、目の下の脂肪をとると色素沈着は良くなるのでしょうか?

はい、目の下の黒っぽい色は目の下の脂肪を除去するとかなり改善されます。
 この治療前後の写真を比べてください。
治療後の写真は治療直後のものですが、目の下の脂肪を取り除いたことによって目立たなくなっています。黒っぽく見える目の下のクマは皮膚の色素沈着と目の下の過剰脂肪の場合があります。 両方が原因となっている場合がありますが、いずれにせよ脂肪の光の透過性の関係から目の下に脂肪があると黒っぽくなってしまうのです。
 目の下に色素沈着があるかどうかは、目の上の皮膚の色も参考になります。目の下に色素沈着がある場合、目の上にもあることが多いので両方とも黒っぽい場合は色素沈着が原因と見てよいでしょう。
 目の上に色素沈着がないのに目の下のみ黒っぽく見えるのは目の下の脂肪が原因である場合がほとんどです。この写真の症例もまさに脂肪が原因による黒っぽく見える目の下のクマ(くま)です。 原因が皮膚の色素沈着の場合でも、目の下に脂肪が存在するとその色が強調されてしまいますので、その場合は脂肪を除去することを御勧め致します。何故ならいくら漂白剤などで、色素改善に対するスキンケアを行っても、この脂肪が存在する限り目の下のクマは消えません。逆に目の下の脂肪を除去してから、スキンケアをすると黒っぽく見える目の下のクマはほとんど目立たなくなるのです。

Q.2目の下のクマの原因となっている脂肪を除去すると目が大きくなるというのは本当でしょうか?

はい、本当です。症例写真をご覧ください。
これらの方々の場合、さほど目の下のクマ(くま)や目の下のたるみは目立っていません。しかし、彼女たちの悩みは脂肪の中に目が埋まっており、顔の中で目が相対的に小さく見えることです。しかし、彼女たちの目自体はそれほど小さくありません。脂肪がやや多いために目を圧迫しているため小さく見えるのです。ですからこの場合、目の下の脂肪を除去するだけで、目が大きく見えるようになるのです。
その詳細については目の下のクマに関するQ&Aの7番で説明してありますので、ご参照ください。興味深いことに一例目の彼女は奥二重だった上まぶたが、下の脂肪を除去しただけで可愛らしい二重となりました。

Q.3目の下のクマ(くま)を治療する際、目は開けたままなのでしょうか?もし、そうだとすれば怖いのですが。
いいえ、治療中は目を閉じたまま行います。目を閉じていた方が目の下まぶたの開きが良くなり、目は上まぶたによって保護 されるので安全に治療が行えます。とかく目の下のクマ(くま)治療を、目の近くで行うと聞くと恐ろしい感じがあるかもしれません。しかし、実際の治療は 目を閉じたまま目から1cm以上離れた場所で行うため、患者さんは治療を終えると怖くも痛くもなかったという方がほとんどです。
Q.4下眼窩脂肪量を調節することによる健康上のリスクはありませんか?
これまで目の下のクマ(くま)の治療は、皮膚切開法を含めると約50年以上の長い歴史があります。この治療では下眼窩脂肪を調節除去しますが、それを適切に行う限り、この治療の歴史の中で明らかなリスクは報告されていません。目の下のクマ(くま)の原因となるこの脂肪は、眼球を寒さや衝撃から守る役割を有していたとされますが、進化と共にその役割を失い、退化しつつあると言われています。そして、視力や眼球の動きに影響はなく、この脂肪を必要最小限に除去しても支障はありません。西洋人には下眼窩脂肪を有しない人も多いのですが、その方々も眼機能は正常であることから、下眼窩脂肪の役割はほとんどないことがうかがえます。
Q.5目の下のクマ(くま)に対する脂肪除去治療によって、目の下しわが増えるのがどうしても不安なのですが、皮膚切開方の治療を選んだ方がよろしいのでしょうか?
いいえ、目の下の脂肪を除去するのみで大半の場合は解決する場合が多いと言えます。過去に皮膚切開法と目の下の脂肪除去 のみの治療成績を比べたことがありますが、どちらも結果は変わりませんでした。さらに、皮膚切開法を用いたとしても目がいわゆる‘あかんべー’ のようにならないように最大の注意を払うと、実際に切り取る皮膚の量はごくわずかとなります。ということは、このような取り返しのつかないリス クが全くない、目の裏からの治療を選ばれる方が賢明なのです。
 もし、どうしても脂肪除去後の脂肪が気になる方は、ケミカルピーリングやヒアルロン酸等のフィラーを用いたスキンケアを 行うと大半の場合、皮膚切開法に変わらないほど効果があります。このように目の下のクマ(くま)とその後のスキンケアを別けて考える方法は米国では一般 的で、より安全な治療と言えるのです。
Q.8目の下のクマ(くま)、たるみ治療の症例には比較的若い方が多いのはどうしてでしょうか?それはこの治療が若い方にしか向かないからなのでしょうか?

目の下のクマ(くま)、たるみ治療の症例写真に若い方が多いのは、モデルに応募していただける方が比較的若い方が多いためです。
 実際、当クリニックでこの治療を受けにくる女性の中で一番多い年齢は40代女性(全体の50%)です。続いて、30代(20%)、50~60代(20%)、20代(10%)という順です。 しかし、この治療の経済的負担を減らすために若い方が多数、モデルとして応募していただいているのです。
 実際にこの治療をお受けになる頻度が最も高い40代以降の女性は、比較的に経済的余裕のある方が多いので、モデル契約をせずに治療に望まれる方がほとんどです。 ですから、実際にはそれほど症例数が多くはない若い方が症例写真に登場し、最も症例数の多い40代以降の方の数が少ないというアンバランスが生じているのです。   では、この治療を40代の女性が受けたときの結果はいかなるものなのでしょうか? 当然、皮膚の弾力性などが良い20~30代の若い方が良い結果を得ることは事実です。しかし40代以降だからといって、結果が思わしくないということは決してございません。 40代以降は個人差の現れる年代と言えますから、結果には個人差があります。
右記症例写真のようにスキンケアの行き届いた方ですと、その結果は20代の方とほとんど見劣りがしません。いかにスキンケアが重要であるかがこのような症例を通して良くわかるのです。

Q.10当クリニックで行う目の下のクマ(くま)・たるみ治療が30分程度で終了するのは何故ですか?
当初私は両目の目の下のクマ(くま)、たるみ治療の所要時間は2時間程度でした。 次第に症例数が増え、その数が 3000症例を超える頃から治療手技が確立され、治療時間は30分程度に安定しました。 もちろん治療は良好な結果もたらす適切な手技であるべきです。ですから、単に手術を手早く終了させるためだけに、適切な操作を行わずに手短に治療を終了しても何の価値もありません。 しかし、治療時間は確実な結果が得られる手技がなされる限り、出来るだけ短時間で終了するに越したことはありません。 その理由は治療時間が短いほど、腫れが少なく回復期間が早くなるためです。 現在治療手技が確立されたため、これ以上時間を短縮することは不可能ですが、治療時間が両目で30分程度であれば、十分に良好な結果が得られます。
Q.11目の下に明らかな過剰脂肪のない、軽度の目の下のクマ(くま)症例ですが、治療対象となりますか?

はい、治療対象となります。

この症例は24歳女性です。治療前写真-1,2を観察すると目の下に軽度のクマ(くま)症状を認めます。左目内側からハの字に伸びる、いわゆる”蒙古ひだ”が存在します。さらによく観察すると、眼瞼下垂症と診断するには至りませんが、目の開き(眼裂幅)がやや狭いことがわかります。

この症例の場合、下眼窩脂肪はほとんどありませんが、上記の如く本人を悩ます症状を軽度認めます。この症状は下眼瞼構造の不具合から発生しています。下眼瞼構造の不具合とは、眼窩骨外側まで下眼窩脂肪内部を横走し、この脂肪を支持するRockwood靱帯やWong Wei靱帯の過度の発達が原因と思われます。

これらの靱帯が過度に発達していると下眼瞼皮膚が下垂位置に固定され間延びしています。その結果目の下に影が出現しやすくなり、目の下のクマ(くま)が強調されます。またこの靱帯が存在すると、上眼瞼に力学的開眼制限が生じ、本症例のように眼瞼下垂様症状が現れます。

この患者さんの症状は軽度なものの、改善の余地があると判断し、目の裏側から行う目の下のクマ(くま)、たるみ治療(経結膜的下眼瞼形成術)を行いました。摘出された眼窩脂肪は、予想通りごく少量でした。治療2週間後の写真-3,4、及び治療1ヶ月後の写真-5,6を観察すると、目の下のクマ(くま)が軽減しました。また、治療前に認められた眼瞼下垂様症状も改善しました。

このように当クリニックで行う経結膜的下眼瞼形成術は、一見治療対象となりにくいと思われる症例でも、それなりの効果が得られる優れた方法です。またこの治療法の安全性はすでに実証されているので、本症例の如く比較的若年層で軽微な症状であっても、将来発症する目の下のクマ(くま)、たるみ発症の予防効果が得られることを考慮すると、十分治療適応があります。

Q.12目の下のクマ(くま)の種類には青クマ(くま)、茶クマ(くま)、黒クマ(くま)があるようですが、その分類はどのようにになされているのでしょうか?またその種類によって治療法は異なるのでしょうか?
インターネット等で目の下のクマ(くま)に関して検索してみると、青クマ(くま)=血行不良、茶クマ(くま)=色素沈着、黒クマ(くま)=目の下のたるみ(下眼窩脂肪膨隆)による陰影がそれぞれ原因とされているようです。

しかし、これらはあくまで化粧品・エステなど美容業界で作られた分類で、医学的根拠や信憑性はあまり高くありません。その証拠に青クマ(くま)、茶クマ(くま)、黒クマ(くま)について詳しく調べても、その医学的根拠に関する文献や論文は見つかりません。

勿論、目の下のクマ(くま)の原因が血行不良、下眼瞼皮膚の色素沈着、 下眼窩脂肪膨隆であるとの見解にはある程度の信憑性があります。しかしこういった原因が単一で存在することは希で、それぞれの原因が重複して目の下のクマ(クマ)を形成していることがほとんどです。

私のこれまでの診療経験によると、目の下のクマ(くま)は下眼瞼皮下組織の解剖学的構造上の不具合がその根本的な原因と判断しています。この解剖学的構造上不具合が原因で、下眼瞼皮膚の色素沈着が目立つと茶クマ(くま)、そして下眼窩脂肪が膨隆すると黒クマ(くま)、そして血行不良などにより下眼瞼が青く見えたとすると青クマ(くま)と見なされているのでしょう。

しかし、その根本的原因である下眼瞼皮下組織の解剖学的構造上の不具合が解消されない限り、目の下のクマ(くま)の色(見え方)で分類されたそれぞれの対策を試みても、効果が得られないことがほとんどです。したがってそのような分類をすること自体、あまり意味が無いと言わざるを得ません。

そして目の下のクマ(くま)を解消するための最も効果的方法は、下眼瞼形成術によりこの解剖学的構造上の不具合を解消することです。この根本的要因が解消されると、下眼窩脂肪の膨隆は平坦化し、皮膚色素沈着は目立たなくなります。また下眼瞼組織の血行不良も快方へと向かい、どのような色(見え方)がする目の下のクマ〈くま)も大幅に改善するでしょう。
  • お問い合わせ・メール相談
  • お問い合わせ・メール相談
  • お問い合わせ・メール相談バナーお問い合わせ・メール相談ボタン

ご予約・お問い合わせ(完全予約制)

  • お電話はこちら
  • お問い合わせ・メール相談
  • 【固定電話・携帯電話・PHS共通】受付時間:火~土 10:00~19:00

pageTop

ページ先頭へ