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真実を目指して-2(美容医療マーケット縮小の原因)

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美容医療のように治療情報がクローズ(秘密)になりがちな医療では、一般医療と異なり、いわゆる"口コミ"で情報が廻りにくい。そこで効率的な集客を図るのに、どのクリニックもこぞってインターネット広告に依存せざるを得ないのが先述したトラブル等の根源である。


また人気のある治療は、多数のクリニックが同なじ内容のインターネット広告に群がるので、必然的に広告競争が激化する。中には生き残るため、インターネットの匿名性を利用し、競合他社の誹謗中傷話をでっち上げたあげく、それを掲示板等に掲載し、集客の妨害をするような悪質な施設もあると聞く。


そういった不安を煽る内容を目にしたお客様は、何を信じて良いかわからなくなり、美容医療に不安を感じ始める。すると美容医療全体が否定され、マーケット(市場)が縮小する。その結果、誹謗中傷を行ったクリニックも、巡り巡って自分の首を絞めるはめに陥る。


僕は今から8年前、当時我が国でどの施設も専門的に行っていなかった、目の裏側からアプローチする下眼瞼形成術の価値を見出した。その理由は、当時勤務していた十仁病院でも下眼瞼のクマ(くま)、たるみ治療のニーズは高かったにもかかわらず、これらの症状を解決する皮膚切開法を勧めると、多くのお客様が治療を躊躇する姿を目の当たりにしたからだ。


そして治療の普及に努力を重ねた結果、予想通りこの治療を待っていたお客様たちが殺到し、一時は治療予約が数ヶ月先まですべて埋まるほど人気を博した。この状況を見た多くの他クリニックもこぞって同様の治療を開始した。こういったクリニックは、集客目的に治療料金を低く設定したり、治療方法を若干変えてみたりと、あの手この手で画策したようだが、どの施設にも一貫した主義主張は僕の知る限り見受けられない。

この8年間、僕自身、それなりに紆余曲折はあったものの、この治療の主幹が米国から学んだ手法であると一貫して信じてきた。そしてこの信念に基づき、多くの症例経験からこの手法に改変を加え、ある時この方法を東洋人向けに完成させたことを僕は確信した。それが事実であることの証として、今でもこの治療を求める多くのお客様たちにお越し頂いている。


僕が下眼瞼治療に情熱を注いできたのは、開業前にこの治療が世間で必要とされるだろうという"閃き"があった。開業してこの治療を行えば、多くの人たちのコンプレックス解消に役立てると思ったからだ。最後に僕が大変残念に思えるのは、そういった"閃きや情熱"もなく、世間の人気治療を真似する施設が沢山あることだ。そういったクリニックの医療行為は所詮、"二番煎じ"に過ぎず、お金儲け優先の診療と見なされても仕方がないであろう。

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