GINZA CUVO

2012年7月アーカイブ

ソウル大学耳鼻咽喉科教授仁医師とともに国は美容外科の大変盛んな国で、多くの人々がこの医療の恩恵を受けている。今回僕がソウルを訪れたのは、ソウル大学附属病院で行われる鼻形成手術セミナーに参加するためだ。 ご存じの通り、韓国と日本は距離的に近く、時差もないため、最も便利に訪れることの出来る外国である。早朝便で羽田から出発すると昼前にはソウル市内に到着し、ほとんど国内旅行と変わらない感覚で訪れることが出来た。


韓国と日本の美意識には若干異なり、日本人が二重や目周囲のたるみ治療を受ける感覚で、鼻形成治療を受けるため、日本より鼻形成手術症例が圧倒的に多い。美容外科の場合、その専門性は自分自身で選択するというより、患者さんのニーズが決めると言っても良いだろう。僕の場合、顔の抗加齢(アンチエイジング)外科を専門としているが、目の下のクマ(くま)、たるみ治療の需要が圧倒的に多く、いつの間にかこの治療を専門的に行うようになっていた。


上記の事実は、2005年の開業以来、下眼瞼治療の需要が大変大きかったことを物語っている。しかし今後僕は、この治療やフェイスリフト手術のみならず、日本ではまだまだ症例の少ない、鼻形成手術を導入したいと考えている。そのためには鼻形成手術の多い韓国で行われるセミナー等に参加するのが一番近道なのだ。


今回のセミナーは、ソウル大学耳鼻咽喉科学科の仁教授から鷲鼻修正や鼻尖部改善(いわゆる"団子っ鼻"の修正)手術を学ぶセミナーに参加した。仁教授は競争の激しい韓国医療会の中でその最高峰の教授にまで上り詰めた大変優秀な医師である。

ソウル大学附属病院での鼻形成手術風景韓国で医学部教授になるためには、サバイバルゲームの中で勝ち残らなければならい。その評価は手術成績、学生教育や基礎研究功績によってなされる。日頃から強い意志と情熱を持って仕事に臨まなければ、決して到達することの出来ない険しい道のりである。仁教授はそのサバイバルゲームに勝ち残った優秀な臨床医で、颯爽としたその雰囲気から、医師のみならず、人間として成功者であろうことは容易に察することが出来た。


今回仁教授から教えを受けた治療は、日本でも適応の高い治療を教わっただけに、大変実り多い研修となった。大変参考になったのは、韓国では通常総合病院で美容外科手術を行っていることだった。日本の美容医療は、原則的に僕のような個人クリニックで孤立して行うのが一般的だ。


だが外科手術は、麻酔医や看護師などのチームワーク医療として行った方がより効率的で良い結果が得られる。韓国においてそれが可能なのは、美容外科医療がすでに通常医療と同様の社会的認知を得ているからに他ならない。日本の美容医療も、近い将来韓国同様、高い社会的信用を得て、よりレベル・アップした医療環境を得たいと切実に思った。

ソウル大学附属病院耳鼻咽喉科教授仁医師と手術後の昼食

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先日高校時代の大きな同窓会があった。高校卒業からすでに30年近くが経過しているが、最近になってこのような同窓会が増え始めた。最近このような同窓会に多くの人々が集まるようになった理由は、フェイスブックをはじめとするインターネット上で簡単に連絡が取れるようになったからだろう。


僕が通っていたのは道内有数の進学校校で、多くの卒業生が道内や都内の一流企業に勤務し、活躍している。そのため、東京で同窓会をやっても多くの仲間たちが集まってくるのだ。


今から30年前、当時の日本は、バブル成長期の真っ直中にあり、右肩上がり、年功序列、終身雇用が当たり前だった。そういった将来の安定を得るには学業で優秀な成績を収め、一流大学に入りさえすれば、将来が保証される時代でもあった。


だがそれから3時代は変遷し、一流大学に入ったから、一生安泰のようなことはなくなった。そして同級生たちを見回しても、超一流大学出身だから必ずしも素晴らしい成功を収めているわけでもない。


そもそも"成功"とは何をもって言い表すのだろうか? 資本主義社会ではお金儲けや名声、そして高い社会的地位を得ることが成功とされるが果たしてそれは真実だろうか?本当の成功とは、社会貢献しながらそこから得られる充実感、達成感を得て、そこに本人が幸せを感じれることだと僕は思っている。


お金儲け、名声が得られるのは、成功の結果として伴うもので、それ自体が成功でなない。地位や名声など、他人がどう思うかが成功の指標なのではなく、本人の充実感、幸せ感の高さが本当の成功指標である。


話を元に戻すが、同窓会の目的が僕には釈然としない。我々はつねに前に向かって生きて行く中で、過去はその通過点に過ぎないはずだ。だから過去のある時点にずっと執着して生きることを僕はあまり好きではない。。


気がつくと僕の世代も中高年世代の仲間入りをし、一般的に言えば、仕事(キャリア)にも先が見え始めた時とも言える。だが人生の折り返し地点のこの時期、僕は後ろだけを見て生きるのではなく、さらなる可能性を求めて前を向いていたいと思っている。


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