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Institutionalization(習慣化)

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shawshank13昔見た映画、”ショーシャンクの青い空”で、モーガン・フリーマン演じる囚人が、長く捕らわれた後、「今さら釈放されて娑婆に戻っても、そこで暮らしてゆく自信がない」と漏らすシーンがある。

我々は刑務所のような辛い環境でも、長期間滞在すると、その環境に慣れ親しんでしまう特性を有しており、これをInstitutionalization(習慣化)と呼ぶ。すなわち、我々は環境の良し悪しにかかわらず、習慣化するとそのどちらでも身につける可能性がある。

では万が一、知らず知らずのうちに悪習慣が身についてしまった場合、どうすればそれを断ち切るのだろうか。悪習慣は毎日の繰り返しから抜け出せない状態なので、思い切ってその悪環境を断ち切る以外方法はない。

実は僕自身も、都心での仕事中心の生活に没頭している間、いつの間にか思わぬ方向にInstitutionalization(習慣化)されていた。美容外科の仕事は楽しい反面、経営を成立させる大前提があるので、他の仕事と同様、お客様、会社中心にビジネスを営まざるを得ない。

つまり仕事をする限り、何でも自分の思い通りに行くとは限らず、自己犠牲を強いられ場面が多い。そして自己犠牲を多分に強いられた開業当初からつい最近まで、僕自身も思わぬ方向にInstitutionalization(習慣化)されていた。

僕の陥ったInstitutionalization(習慣化)は、労働優先に生きるのが美徳であり、人生を謳歌するのあ二の次にすべきとする考え方だった。だがこれは真実ではなく、我々が資本主義社会によって、故意的に植え付けられた洗脳に過ぎない。欧米諸国では労働がむしろ罪悪で、人生はそれを謳歌するためにあるとする価値観に比べると、我々にはそれと全く正反対の価値観が植え付けられたのだ。

僕はここ数年、年末年始に敢えて長期休暇を設定し、この誤ったInstitutionalization(習慣化)を打破する努力をし、ようやくそこから解放された。その結果、人生の主役はあくまで自分自身であるべきことを知り、社会や他人の犠牲に終始していては決して幸せになれないことを悟った。

また自分が人生の主役になってこそ、その個性が輝きだし、巡り巡って何をするにしても良い方向に動き出すことを実感している。社会常識を打ち破ってまでも、自分の望む道を追求するのは大変勇気のいる行為だが、その努力があってこそ、現代社会の誤ったInstitutionalization(習慣化)から解放される。そして、そこから解放された境地にこそ、本当の幸せがあることを、多くの方々に知って欲しいと心から思っている。

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