GINZA CUVO

医療に本当に必要なこと

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IMG_0361新橋の十仁病院に勤務しながら4年が過ぎ去った頃、そろそろ独立して自分の理想とする美容医療を展開したいと思うようになた。それは今から6年以上前の話だが、当時の銀座にはすでに多くの美容外科が存在しており、新規開業してもうまくゆくかどうかはわからなかった。

周囲の医師たちは、当時の銀座で開業するのは自殺行為に近いと言われた。そんな中僕は挑戦することに価値があると信じ、開業を決行した。幸運なことに2005年の開業時、日本の景気は上向で、その追い風を受けて、2008年のリーマンショックが訪れるまで多忙な毎日を過ごした。だが開業にあたって、多額のお金を借り入れたこと、職員給与、家賃、家賃などの経費等、つい最近まで常にお金の心配、いわゆる"経営者の苦悩"が常につきまとった。

したがって、日々の売り上げを意識しながら診療を継続せざるを得なかったわけだが、最近になって借入金はすべて完済し、まるで足枷から解かれたように気持ちが楽になった。そもそも医療は人命救助、痛みなどに苦しんでいる人たちを助けるためのものであり、お金儲け優先に行う行為ではない。

しかし借金返済やクリニック経営維持に関する不安や悩みがある時期は、売り上げ維持にやっきになっていたことを認めざるを得ない。医療行為は常に100%の結果が得られるとは限らない。症例によって、治療後の再処置が必要な場合もある。美容医療ではそういった場合、高額な治療費をいただいたているので、再治療は原則的にその保証範囲内で行うべきであった。だが売り上げ優先で診療を行ってい時期は、再治療料金すらも売り上げの足しになるように考えていた。

インターネットで成功症例を提示して患者を誘導している以上、治療にお越し頂くすべての方々が、同様の結果を期待して治療を受けている。仮に治療結果が完全でない場合、真摯な姿勢で対応すべきだったが、売り上げ重視で診療をしていたため、不満をもたれることもあったことを認めざるを得ない。

美容治療に満足した人が、もし他の人一人にそのことを伝えるとしたら、不満足な人は10人にその不満を言うのが世の常である。つまりどんなに一生懸命診療をしても、不満足な人を増やせば、10倍返しでクリニックの評判を落とし、自らの首を絞める結果となる。

だがどんなに確立された医療技術でも、それを受ける患者さんの状態によって、その結果にぶれが生じるのが事実が存在する。肝心なのはそういった場合でも不満を感じさせることなく、最終的に良好な結果へ結びつけることなのだ。残念ながら、売り上げ優先に治療を行うとクレーム患者が増加するのは避けられない。だが、経営面に不安なく治療を行えるようになった当クリニックは、今後治療にお越し頂いたすべての方に満足していただける下地が完成した。

売り上げ優先ではなく、人の幸せを最優先し、そのためにはボランティア精神を惜しまずに診療することが何より大切なのだ。この姿勢がクリニックの信用を獲得し、本当の安定経営に結びつくことに僕は気がついた。過去にさまざまな経験をさせていただいたお客様への感謝の気持ちを忘れずに、今から本当の医療を目指してゆきたい。


銀座CUVOクリニック公式サイト

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