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中国、海南島

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北京の友人の招待で中国最南の島、海南島を訪れた。北京から空路で四時間と、北京-

東京間よりも遠方で、ベトナム、ハノイやハワイと同じ緯度にある常夏の島だ。こういったリゾートを訪れる人々の目的は、日常生活からかけ離れた大自然の中で気分転換をするためにある。

海南島のリゾートホテルもバリやハワイなど一流のリゾートとほぼ変わらない豪華な作りだった。 ハワイ、マウイ島などを訪れると、人口密度が少ないせいか、自然が圧倒的で人々の生活感を感じさせないほどだ。だが海南島はあくまで人口過多な中国のリゾートなので、それ以外の市街地には通常の暮らしがあり、リゾートとは正反対の生活感が漂っていた。

友人たちとプレジャーボートを借りに市街地の港に行くと、そこには木造の漁船が所狭しと停泊していた。その船内を覗くと、いわゆる”ボートピープル”が船上生活していた。日本では信じられない光景だが、中国では今でもこのような生活をしている人々がいる。

問題は人間の生活に伴う汚染の問題で、便や生活排水はすべて港に垂れ流していた。そのためか、港の海水は茶色く濁っており、港一体には汚臭が漂っていた。港を離れて沖へ向かうと、海の色はエメラルドグリーンに輝いていたが、そのあまりの差に驚きを隠せなかった。

中国や韓国を訪れて常に気がかりなのがトイレの衛生観念だ。日本に比較するとこれらの国々のトイレは、常に清潔とは言えず、しばしばアンモニア臭が漂う。繁華街の市民レストランなどでは、水回りを一緒にするためなのか、トイレと厨房を同じ場所にしている場合もある。つまりトイレのアンモニア臭が漂う中で。食器を洗う場合も少なくない。

日本人との感覚の違い、便尿など体から排出されるものは汚くないと認識しているのだろうか。東京の場合、水洗が完備されていて駅のトイレなどを例外として、どこでも嫌な思いをせずに用を足せるのは非常にありがたい。自然と普通の生活感が混在した海南島は、人々の意識が洗練化されてゆくとともに、中国の一流リゾートとして将来成長してゆくであろう。

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