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経済発展著しい中国

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P1010012中国の友人医師グループが中国で新たに病院を開業するため、その開院記念パーティに招かれて杭州を訪れた。杭州は上海から最近建設された新幹線で1時間ほどの場所にあり、その人口が600万人ほどの街である。温暖な気候と西湖と呼ばれる風光明媚な湖の畔の街として古代から栄えていたらしい。

今回は韓国人医師たちとこの街を訪れたが、中国と韓国は同じ大陸に暮らしているせいかその絆は強く感じた。先輩韓国人医師たちは、最近中国語の勉強を始めたらしい。人口13億人、経済発展著しいこの国をビジネスチャンスとみれば、中国語を勉強しない理由はないとの判断だろう。

共産主義国家中国は、今から20年ほど前から資本主義経済を次第に取り入れ、思想的には共産主義であるものの、 昭和40年代以降の日本の如くめざましい高度経済成長の真っ直中にある。この発展の中で危惧する点は、かつての日本がそうだったように、人々が金満主義が蔓延し始めていることだ。

例えば中国の医師を例にとると、共産主義国家での医師のポジションはあくまで国家公務員であり、給与は資本主義諸外国のように優遇されていない。したがって、医師自身のみで開業することは不可能で、資本家が経営する病院に勤務する以外ない。

だが資本家が経営する病院やクリニックは、営利優先となるため必ずしも質の高い医療を行うことが出来ず、医療ミスなどの問題が頻発しかねない。その点、日本は医師が経営者となれるため、その医師の理念に基づいた正しい医療を展開することが出来る。したがって、本来医療のあるべき道を進んでいる点では、我が国がリードしていると言えるだろう。

利潤追求型の資本主義経済では、貧富の差や大量生産、消費による環境汚染などさまざまな問題が生じやすい。だがこういった問題は、人間社会の発達過程で避けては通れないとも言える。我々日本人はその過程を一歩先に終え、物質主義以外の新たな価値観を模索中にある。最近になって隣国間でのさまざまな問題が勃発し始めているが、これらの国々の成長過程を見守りながら、寛容に付き合うべきであろう。

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