GINZA CUVO

2009年11月アーカイブ

次回に続き顔面解剖セミナーに参加するため、 中国大連を4ヶ月ぶりに訪れた。どうしてわざわざ中国なのか?それは解剖献体が日本に比べて、ここ中国では比較的容易に得られるからだ。前回は韓国医師団と共催の解剖セミナーだったが、韓国も日本と同様、解剖献体はなかなか得られないため中国までやってくるのだ。


今回の会場はドイツ資本のホッヘン株式会社だったが、この会社は主に献体標本を作成している。下写真のように、さまざまな動物が特殊技術で加工され永久標本となる。

なんだが不気味な感じがしないでもないが、こういった生標本はさまざな分野で大変貴重な価値がある。日本でも人体標本展が数年前から各地で行われているが、その人体標本はホッヘン社で作成されている。

美容外科医は顔面解剖に熟知しているはずだが、日々の診療野中で、必ず新たな疑問点が生じる。クリニックを訪れるお客様でこれらの疑問点を解決できないため、こういった機会に解剖献体で確認することが極めて重要となる。

今回の確認事項は日本で症例数が少ない鼻の治療に必要な解剖を知ることだった。鼻は軟骨がいくつか複雑に重なり合って構成されているため、適切な治療を行うにはその構造に熟知している必要がある。


さて、今回のセミナーでのもう一つの目的は僕が行う眼周囲治療についての解剖を、これから美容外科医を目指す若手中国人医師たちに伝えることだった。

今から約8年前、僕が眼周囲の治療を自分の専門治療にしようと決心したのも、実はこういったセミナーである医師から感銘を受けたからだ。次は僕が自分が習得した知識や経験を若手医師たちに伝えてゆかねばと思っていた。


僕は解剖献体を用いて眼周囲の解剖を行った。この部位は小さいのでその模様を皆に間近で見せることは不可能なので、ライブビデオ撮影しながら会場にいる100名近い中国人医師たちに大スクリーンで示すのだ。

僕は隣の部屋で解剖を行っているため、会場の様子はわからない。他領域の解剖を担当したのは人口15億人の中国で名声の高い美容形成外科医たちで、その医師たちと肩を並べて解剖をしていると思うと、セミナー中はずっと緊張のしっぱなしだった。


無事解剖セミナーを終えた後は、参加した医師たちと美味しい中華料理を食べながら親睦を深めた。共通の仕事や興味を通して出会った国境を越えた仲間たちとは何か運命的なものを感じる。言葉は通じなくても、こういった仲間たちと心は十分に通じ合えた。隣国の友人たちと仲良くしながら、お互い発展してきたいと思った。

銀座CUVOクリニック公式サイト

新規でクリニックに来たお客さんたちには、真っ先に問診票を書いていただく。本日も緊張した面持ちで一人の新規顧客がやってきた。問診票には"美容歴なし"と記載されている。僕にとっては多くのお客様の一人であっても、彼女にとっては人生初の大胆なチャレンジなのだ。

彼女たちの多くは40代以降の中高年世代であり、特に昭和40年以前に生まれた方々は美容外科治療に対して、いわゆる"親からもらった顔に傷をつけてはいけない"といった 保守的な考えの人々がほとんどだ。

彼女たちは美容外科は特殊な人が受けるものと思い、これまで興味すら示さなかった。だが、インターネットの普及で、誰もが美容外科で実際に何が行われ、どのような結果が得られるのか、具体的知ることが出来るようになった。 従来までは、一定数の顧客層(パイ)を多くの美容外科クリニックが競合しながら、いかに自院に誘導出来るかが成功の鍵を握っていた。だが、今後は特化されたものを前面に打ち出し、新たな顧客層を開拓しなければ生き残ってゆけない厳しい時代に直面している。


これまでの経験から、"美容歴なし"の彼女たちが受け入れる治療条件を分析した。その結果、以下の3点を満たす場合、彼女たちが治療に興味を示すことが分かった。


1)傷跡を残さない。


2)回復が早い。


3)治療直後から他人に気づかれず、 自然な出来上がりが得られる。


"美容歴なし"の彼女たちは慎重派なので、別人になるような大きな変化を好まない。例えば「歳相応のしわはあって当然なんだから、そのしわまで取りたくない。」と、極めて現実的な考え方を示す場合がほとんどだ。彼女たちが望んでいるのは、5~6歳若返り、もしくはこれ以上老け込まないための予防的治療なのだ。


上記3つを実現できる、銀座CUVOクリニック人気の治療法

目の下のくま治療

目の下のたるみ治療


人生初の美容治療で良い結果が得られると、美容医療の価値を実感していただき、この医療が良い形で普及してゆくことにつながる。逆にあまり良い結果がでなければ、美容医療全体のイメージを下げかねず、そういう事態に陥ると、美容外科全体の評判を下げてしまう。その結果、総顧客数が減少し、業界全体の縮小につながるので、初期治療は責任重大な仕事でもある。一度きりの人生、治療を受ける側も治療を行う側も、お互いがハッピーになる仕事を続けたいと思う。


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