GINZA CUVO

2009年6月アーカイブ

先日、私のクリニックに治療を受けに来られたお客様から、私の治療に対する否定的なコメントがある口コミサイトに掲載されていると指摘され、私もそのコメントのすべてに目を通しました。

これまでは多少そのような否定的なコメントがあっても黙認してきおりました。その理由は、 本当に何らかの問題が起きているのであれば、私への直接の訴えがあるだろうと考えていたのと、匿名でなされるコメントには信憑性がないだろうと軽視していたからです。

しかし、実際に目を通してみると、私の治療の否定的なコメントが列記されていたことに驚愕しました。これらの口コミサイトでの私に対するコメントに対する私の見解を述べさせていただきます。

 

私は自分の治療を行うお客様には全責任をとるつもりで常に治療を行っています。しかし、私がどんなに一生懸命治療を行っても、 すべての症例で必ずしも100%満足する結果をもたらせるわけでもないことも認めざるを得ません。

逆に私の治療を受けるお客様は、やはり私と、私の治療に対して、信頼を寄せて治療に望まれていると思います。ですから、そのようなお客様たちも私が行った治療は、もし不満点があった場合、まずは私に直接相談をして欲しかったと思います。治療を行った私の治療後の診断や、追加保証治療を受けずに他院等を受診するような行動は、小さな問題を大きくする可能性があるからです。

まずは、私の意見、保証治療の可能性を探った上で、それでも納得の行かない場合に他院を受診する姿勢をもたなければ、医師と患者様の信頼関係で成り立ったはずの治療結果が根底から覆されかねません。

 

さて、この口コミサイトでコメントされている方の中に、治療を行った日時とコメントに使用しているニックネームと本名、年齢(60代、女性)が一致するため、おおよそ、このコメントをされた方が同定された例があります。そのコメントの内容と実際の治療結果を比較しました。(この方は治療後に受診されております。)

この患者さんの口コミサイトでのコメントは「治療後しわが増えた。目が引きつって見えるようになったので治療を受けたことを後悔している。親からもらった顔に手を入れた罰でしょうか?眼鏡なしで外出はできない」などの、いかにも治療が失敗に終わったかのような、悲惨なコメントが延々と記載されていました。

しかし、実際の結果はどうでしょうか?結果は私のホームページの症例写真として掲載させていただきたいほど、良好な結果が得られているのです!何故この患者さんが、これほど良好な結果が得られているにもかかわらず、このような否定的なコメントをされるのか私にも理解不能です。

美容外科は大変デリケートな治療ですから、どんなに結果が良くても、本人の価値観や美意識の相違次第では、満足しないことも起こりうることが一つの原因かもしれません。

ですから、患者様がこの治療によってどのような結果がもたらされるのか、現実的な予想が出来るよう、 私は自分のホームページに多くの症例を掲載しているのです。

今回否定的なコメントをされた患者さんのように、結果が客観的に良好な結果が得られている場合は、たとえ患者さんが満足感に不足があったとしても、治療自体はおおむね成功です。ですから、匿名でなされた治療への、ありもしない否定的コメントは、コメントをする側に責任感が欠落しており、信憑性に欠けると判断せざるを得ません。このようなコメントは誹謗中傷や営業妨害に当たる可能性があり、場合によっては刑事的責任や、民事的賠償責任が問われることになりかねません。

さらに、コメントの中には私が所属するJSAS(日本美容外科学会)に対する否定的なコメントがされておりますが、私の治療とこの学会には何ら関係はなく、このようなコメントが書き込まれていたことは、何らかの社会的思惑があり、私とこの学会へ対する誹謗中傷であると疑わざるを得ません。

 

しかし、火のない所に煙は立たないとのことわざがありますように、私自身にも至らない点があるかと思われます。もし、そのようなことがあれば、私はそれを真摯に受け止め、反省し改める覚悟があります。

口コミサイト内での匿名による私の治療へ対する否定的なコメントをされる前に、是非とも私に面会にいらしてください。本当にいたらない点があれば、私はそれを素直に認め、改善のための出来る限りの努力をさせていただきたいと思います。

 

これから治療を受ける方々が安心して治療が受けられるよう、私は次のことを宣言いたします。

 

1.安全な結果を第一優先とします。

たとえば、治療を受ける方々が不安と感じる事柄(へこみやしわなどの出現)が発生しないことを大前提に治療を行います。

 

2.私は私の行った治療に対して、全責任をお取りいたします。

万が一、治療に不具合等が生じた場合は、本人が納得のゆくまで、早急に可能な限りの改善をする努力をいたします。

 

良い治療結果は、十分なカウンセリングを行い、医師と患者様の良好な信頼関係から生まれます。お互いの信頼関係が得られなければ、私も治療をお断りするようにいたしますし、お客様も遠慮せずに治療を踏みとどまるよう、心がけてください。

 どうぞ、私の治療にご興味のある方は、これからも安心してクリニックまでお越しください。

 

平成21627() 銀座CUVOクリニック 院長 久保隆之 

中国、大連

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大連での解剖セミナー


中国大連は、人口600万人ほどの海に面した中堅都市である。この街は上海、青島につぐ中国3番目の貿易港でもある。歴史的には日露戦争で日本軍が激戦の末にロシア軍から奪還した203高地が有名である。この戦いはあくまで日露間の争いだったので、大連での対日感情は悪くない。日本からは空路で2時間半と、中国の都市としては近距離にあり、訪れやすい場所でもある。

今回僕は週末の2日間を利用して、韓国人美容外科医師たちが主催した顔面解剖セミナーに参加するため大連を訪れた。日本からは僕を含めて5名程度の医師、韓国からは30名ほどの医師たちが参加した。僕がこのセミナーに参加した理由は、普段治療を行っていて、どうしても確認出来ない神経や血管を再確認することが目的だった。 短期間の集中講義だったが、 中国、韓国から参加した目や鼻、そして顔面神経のエキスパートたちが我々の目の前で丁寧に指導していただいたため、大変良い勉強になった。協力していただいた中国人の献体にも本当に感謝したい。


恒例の飲み会


セミナーが終わると、顔なじみの医師たちと酒杯を酌み交わすのが韓国人医師たちとの恒例行事だ。彼らは徴兵制による軍隊経験があるせいか、仲の良い医師たちの結束がとても強い。先輩後輩の主従関係が重んじられ、先輩がついだお酒は後輩は決して断るわけにはゆかない。韓国人医師たちはお酒もことの他強く、日本のように水割りを飲む習慣がなく、ウイスキー原液をショットで一気にあおるのが一般的である。僕も彼らに招待された手前、断るわけにはゆかず、ウィスキーショットを数杯飲むと、すぐに頭がくらくらしてきた。

翌日の午前中、 やや二日酔となりながら、知人の案内で大連市街を観光した。まだまだ発展の続く中国ではビル建築などの工事がいまだに継続している。ご存じの通り、中国は政治的には共産主義国家だが、経済的には資本主義経済の良いところを取り入れ、国自体が裕福に向かって邁進している最中だ。

では共産主義は何のために存在するのかについて、案内をしてくれた中国人に尋ねてみた。彼女の答えは「共産主義は国が発展するにはとても都合がいいのです。例えば道路一つを作るにしても、土地はすべて国有なので、立ち退きなどの問題がなく、円滑に工事を進めることが出来ます。」とのこと。確かに、日本のように個人の権利がいかなる場合も認められる民主主義では、国自体の発展にはむしろ時間がかかるのかもしれない。


隣国を訪れて気がつくこと


僕の中国に対するイメージは文化大革命や天安門事件、チベット問題などの政府の国民に対する弾圧などのマイナスイメージがつきまとう。しかし、少なくとも大連の人々はのんびりと、そして思いの外、楽しそうに暮らしていた。今回宿泊した大連シャングリラホテルは先進国と同様レベルである。例えば、日本から持ち込んだノートパソコンはコネクターにコードを差し込むだけで何一つ不便なくインターネットも接続できた。

結局滞在期間中、何一つ不自由な思いはせずに快適に過ごせた。むしろ、日本と異なり、米国の影響力が全くない分、僕はこの国独自の文化が誰にも侵害されていない。僕がのこれまでの中国へのマイナスイメージは、もしかするとマスコミなどから与えられた一方的なものかもしれないと思った。

時折隣国へ旅をし、その地に踏み入れると、テレビや新聞から伝えられる偏った情報ではなく、本当の姿が見える。そもそも、幸せや自由は他人や他国との比較から決まらない。それはあくまでそれぞれの人々の内に存在するものだから。

 



山形県、小国町


先日、自然食セミナー参加のため、山形県の山村まで足を伸ばした。 朝6時の 東北新幹線、”とき”に乗車して2時間で新潟に到着した。そこからローカル線で1時間半、山形県内陸部にある小国町へと向かった。小国町は人口一万人ほどの小さな街だが、そこには雄大な自然があった。ローカル線の車窓から外を見ると、渓谷に流れる川は底まで透き通って見え、そこを流れるきれいな水に感動を覚えた。

この街は豪雪地帯として有名で、冬の間は陸の孤島となるような場所だ。だが、そこには都会では決して得られない自然の安らぎがある。仕事のストレスが過剰に溜まったとき、僕は北海道の大自然に戻り、スキーを通して山や森林に癒やされた。このように大自然には我々のストレスや、ネガティブエネルギーを浄化作用があるように思える。今回、山形県を訪れ、僕は同様な効果が得られることを期待した。


美容と自然食


僕のクリニックでは美容外科医療とともに、アンチエイジング診療(”出来るだけ長く健康で幸せに生きるための医療”)を行うことにしている。このアンチエイジング診療を実践している以上、僕自身が老け込んでいてはまったく説得力がない。開業以来、僕は適度な運動、入浴、十分な睡眠は欠かさず、健康的生活を維持しているが、今後もこのライフスタイルを貫くつもりだ。

だがもう一つ、健康維持にとても大切なことがある。それは、日々何を食べるかに他ならない。 もちろん医師である以上、きれいな水を飲むことの重要性や、正しい食習慣が健康に大きく貢献することは理解している。だが、食べ物に対する正しい概念が未だに釈然としていない。また、ある時期乱れた食生活をして体調が優れない時期を経験したことがあった。それ以来、僕は自然食に興味を持つようになった。


現代栄養学は正しい?


我々の食習慣は育った家庭環境の影響が大きい。僕の場合、医師として現代栄養学をある程度身につけているので、何が体に良い食べ物なのかは判断できる。だが、一般人にとって、正しい食習慣を維持するのは至難の業だろう。何故なら、人々は正しい知識を持たずに、加工されたファーストフードやコンビニ弁当などを口に入れることが多いからだ。こういった食品は大変便利だが、実はこの便利なところに落とし穴がある。便利な食品には合成保存料など、化学合成物質が大量に入っており、常用すると健康を損ないかねない。現実にこういった食品を常用し、内臓疾患を患う若年層が激増している。

今回、週末を利用した3日間、自然食の権威から自然食についての集中セミナーを受講した。このセミナーを通し、僕は健康に生きるために本当に正しい食べ物が何であるかを知った。その内容はこれまでの常識(現代栄養学)を覆すもので、衝撃的だった。

今後、僕がさらに健康維持してゆくにあたって、今回学んだ食習慣の概念は必要不可欠であることを悟った。一人でも多くの人が健康で明るい人生を過ごすことができるよう、僕が学んだことを、機会を見ながらこのブログ内で記載してゆこうと思う。


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