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女性について-3

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偏差値教育の弊害 僕たち医者は学問中心の人間が多い。つまり、教科書に書いてあることを頭から信じて、治療に関しても教科書通りに行えば必ず上手くゆくと信じてしまいがちだ。それは学生時代の教育が医者たちをそのように躾けてしまうからだ。理系学科のど真ん中に位置するのが医学部だ。僕が医学部受験を狙っていた今から20年前は偏差値教育一辺倒の状態だった。例を上げると成績が良ければ医学部へ進学しようとする学生が多かった。18歳くらいの高校生に自分の適正が何かはわからない場合が多いので、成績が優秀であればとりあえず将来が安定している医学部受験を考えるのもわからなくはない。でも、この成績が良いから適正もないのに医学部に進学するのは偏差値教育の弊害と言わざるを得ない。 僕の高校時代にはいわゆる‘オタク’と呼ばれるが同級生がいた。彼は人とのコミュニケーションが苦手で、コンピューターばかりいじっていたのを覚えている。彼の成績は抜群で、大学受験が近づいた頃何を思ったのか、彼は医学部を受験した。当然のことながら彼は医学部に合格した。僕と別の医学部に行った彼の学生時代の足取りは知らないが、医学部卒業後に聞いた話では対人コミュニケーションが苦手な彼は結局医師になることを断念して、コンピューター関係のエンジニアになったらしい。 医師に必要な素養 このように理系科目専攻型の医学部であるが、医師になってから必要なのは文系科目的な対人コミュニケーション能力を問われる仕事なのだ。確かに臨床医として働いていると、千差万別の患者さんに対してその患者さんが何を要求しているかを瞬時に見極める柔軟性が必要であることを痛感させられる。実際、教科書に書いてある通りの症状の患者さんなど誰一人としていないので、あくまで世界で唯一の個性を持った患者さんに合わせた対応を医師側がとることが大切だ。 美容医療においてはこのコミュニケーション能力が人一倍問われる。お腹が痛くてとにかく一刻も早く痛みを止めてほしいのであれば、患者側が医師を見極めるようなことはしない。だが美容医療の場合、患者サイドに差し迫った状況はないため、医者はむしろ選ばれる立場にあるのだ。女性の直感力、観察力は男性よりもずっと優れているので、選ばれる立場に置かれる美容外科医師は大変厳しい状況にある。女性の観察力は太古の昔から子供を守るために本能的に身につけているので、その人間が信頼出来るかどうかは、一瞬のうちに見極めることができるのだろう。 男性をみる女性の目 外見を含めて男性が女性を見るよりも、女性が男性を見る目の方があきらかに厳しいことは女性と詳しく話をしているとよくわかる。例を上げると、女性は御見合いの席でも会った瞬間に相手の男性が自分にとってふさわしいかどうか判断するらしい。だから、相手が嫌だと思ってたらその後の会食は儀礼的に行っているだけで、その後に人柄を見て判断することなどあり得ない。それほど女性は感がよく、なおかつシビアな生き物と言える。 女性が男性を判断する時、生理的な感情を重要視する。つまり、「あの人は生理的に好きではないの。」と言われたら状況は絶望的だ。清潔感、品の良い態度、男らしい決断力などは普段から鍛錬しておかなければ、いつ女性から‘生理的に嫌’と言われてもおかしくないのだ。では、逆に女性の観察を仕事とする僕たち美容外科医は女性のどこを見ているのだろうか?次回はそれについて述べる。

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