GINZA CUVO

2009年10月アーカイブ

1)上眼瞼形成術(埋没法を利用した方法) 中高年層になると下写真のように両目外側が下方に垂れる特徴的な現象(lateral ptosis)が起こります。この症状をメスを使わずに改善するのであれば、二重埋没法を利用して、上眼瞼余剰皮膚を軽減する方法が大変効果的です。 二重埋没法について
治療は非常にシンプルで、下治療写真-1の如く、劇的な改善がもたらせます。 皮膚切開を行っていないため、効果は永続的ではありませんが、2~3年維持されることが一般的です。症状が戻ってきた場合ですが、再度埋没法を利用するか、皮膚が過度に緩んでしまった場合は、時期をみて切開法を行う場合もあります。 図-1(治療前) 1 図-1(治療直後) 2 切開法ですが、目の上の二重ラインに沿って切開し、余剰皮膚を除去しますが、切開線は二重ラインの中なので、治療後もほぼ分からなくなります。したがって、目の上の治療の場合は、切開法を用いても、切開しない方法とほぼ同様に傷跡は目立ちません。そのため、目の上切開法による上眼瞼形成術は世界で最も頻繁に行われている治療法の一つなのです。

Q:医学は日進月歩と言われますが、美容外科領域における新しい進歩はどのようなものでしょうか? A:今から20年以上前、私が医学生の頃、日本は近い将来医師過剰になると言われ、医学部定員の削減が行われました。しかし、その予想とは裏腹に、現在の日本は医師不足に陥っています。それは女性医師が増加したものの、結婚後に医師の仕事を辞めたり、新たな医療分野が広がって、医師のニーズが予想以上に高まったことが原因として考えられます。また、それ以上に医師不足に影響を及ぼしたのが、医療検査技術等の急激な進歩です。その結果、治療、検査手技に携わる医師が大幅に増え、我が国で必要な医師全体数が予想以上に不足してしまったのです。 このように、医療一般の検査技術にはめざましい発展がありました。しかし、美容外科のようにあまり検査を必要としない領域では、技術革新はそれほどでもありません。もちろん、再生医療など新たな技術も導入されつつありますが、現代は研究段階で、実用化までには至っておりません。 我が国は高度経済成長時代の、いわゆる"産めよ増やせよ"の大量生産大量消費時代、そしてその後発生したバブル経済とその崩壊を経験し、右肩上がりの経済社会に終焉を告げました。その後訪れたのは急速な少子高齢化社会、そして過去と正反対に、"量より質"の時代に転換しました。つまり、美容医療の中でも美容外科領域では技術革新はそれほどありませんが、そのコンセプトは変化しています。 下記表をご参照ください。 美容外科コンセプトの過去と現在の比較 table-1 このように、現在は低侵襲で回復が早く、比較的自然な治療結果が得られる技術に変わりつつあります。また、過去豊胸や隆鼻治療で用いられたシリコンプロテーゼなどの固形異物の使用頻度は減少し、それに替わってより安全なヒアルロン酸などの注入物が用いられるようになりました。 その理由は先ほど述べたように、現代社会は"量より質"の時代となり、人々より繊細で、洗練された結果を期待するようになってきたからでしょう。 このような新しい時代のニーズに応える美容外科治療を以下に列記いたします。 1)目の上のたるみ:二重埋没法を用いた上眼瞼形成術 2)目の下のクマ(くま)、たるみ:目の裏から行う下眼瞼形成術 3)眼瞼下垂:目の裏から行う眼瞼下垂治療 4)部分やせ:メソセラピー(脂肪分解注射)、脂肪吸引 5)顔の凹み等:自己脂肪組織注入 6)顔のたるみ:バッカルファット除去、小切開法を用いたフェイスリフト 7)それ以外併用治療:ヒアルロン酸、ボトックス、ケーブルスーチャー 8)補助治療:サーマクール、フラクセル、フォトフェイシャル これらの治療法は、いわゆる"メスを用いた"従来までの美容外科手技とは異なり、上記表の基準を満たした現代人のニーズにマッチしています。 当クリニックではこういったコンセプトで治療を行っていますので、次回はこれらの治療結果を具体的に検証してゆきます。

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