GINZA CUVO

2009年5月アーカイブ

Qー1;フェイスリフトにはどのようなものがありますか? A;下の図ー1のように顔を上、中、下部と3つに分類されます。さらに顔の下には首があります。 各パーツに応じて4部位(それぞれ(1)上、(2)中、(3)下顔面と(4)首)のフェイスリフトがあります。 図ー1 face proportion (1)上顔面領域は前頭筋があるのみで、さほどたるみやすくはありません。 (2)中顔面領域は眼窩脂肪やSOOF(SubOrbicularis  Ocular Fat pad)と呼ばれる眼窩下の皮下脂肪の、加齢による下垂にのため、上顔面よりもややたるみやすくなります。 (3)下顔面領域は物をかんだり、吸ったりする厚い筋肉や、その筋肉の間に存在するゴルフボール大のバッカルファット(頬脂肪)等が存在します。これらの重たい組織は加齢とともに下垂します。また、中顔面からの重みも加わるため、顔の中ではこの部位が一番たるみやくなります。 (4)首周囲は顔からの連続として中、下顔面の重みが加わるため、やはり加齢とともにたるみが現れやすい部位です。 Q−2;ではそれぞれのフェイスリフト手技について教えてください。 A;それぞれの部位に応じて治療法は異なります。 (1)上顔面領域:古典的な方法として額上部の髪の毛の中を冠状にに切開し、引き上げる手術がありますが、額のしわが極端に深い場合など、特殊な場合を除いて行われる頻度は多くありません。 その理由は上顔面は元来、さほどたるみやすい場所ではなく、気になるとすれば額のしわです。しかし、額のしわ自体もたるみが原因ではなく、眉毛を上げる前頭筋の過緊張が原因です。前頭筋の力が強かったり、目の開きが悪く、眉毛を使って上瞼を挙上させる癖のある方ですと、若年時代から額にしわが生じることも少なくありません。 ですから、額のしわには図ー2のように前頭筋の過緊張を緩和するボトックス注射や、上瞼の開きを改善する目元の治療を行うことで、十分に改善可能です。 upper face 従って、上顔面のフェイスリフト適応は極めて限定されます。 (2)中顔面領域:こめかみ部分の髪の毛の生え際や、髪の毛の中に切開を加え、皮下組織を剥離し、リフトアップする方法が一般的です。 それ以外に下瞼の睫毛、2ミリ下を切開し、中顔面部を剥離し、糸で引き上げる方法もあります。 また、ケーブルを皮下に埋め込むアプトスリフトや、ケーブルに皮下組織を引き上げる突起をつけたシルエットリフトなどが注目を浴びています。 (3)下顔面領域:耳の横を切開し、皮下組織(SMASと呼ばれる筋膜)と皮膚をリフトアップする方法が一般的です。 (4)首周囲:図のように耳の後ろからうなじ方向に切開を加え、皮下組織をあごまで剥離し、皮膚をリフトアップします。 neck fig 首のリフト治療前後の正面写真を比較すると、治後2重あごが改善されていることがわかります。 治療前 IMG_7135 治療3週間後 IMG_7562 このようにフェイスリフトは顔の部位に応じて治療法が異なります。 一般的に下顔面や首周囲のリフトアップのほうが、上、中顔面のリフトアップよりも効果的なので、治療頻度も多いと言えます。

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Q;目の下のたるみは目の下に存在する過剰脂肪組織が原因であることはわかりました。では、目の下のクマ(くま)の原因は何でしょうか?また、その治療法はどのようなものでしょうか? A;下の症例写真をご覧ください。いわゆる"目の下のクマ(くま)"は、目の下が黒っぽくみえる状態と言えます。目の下のクマ(くま)は目の下の皮膚色素が原因の一つと考えられます。しかし、目の下に色素がある場合、同様に目の周囲、つまり目の上の皮膚にも色素があることが一般的です。にもかかわらず、目の下のみがくまとして認識されるのはどうしてでしょうか?それは目の下の皮膚色素を目立たせる構造上の問題があるからです。 治療前(軽度の目の下のクマ(くま)症例) IMG_7030 目の下のクマ(くま)、つまり、目の下の皮膚色素を目立たさせる構造上の問題は2つあります。 1)目の下の脱出脂肪の膨らみで形成される影が、くまとして認識される。 2)脂肪自体に存在するオレンジ色、および脂肪組織を流れる血流の赤色が皮膚の上からでは光の透過性の関係で、赤黒く見える。 除去された脂肪(少量、赤みをおびている) IMG_7035 上記2項目の理由で目の下の皮膚色素が強調された時、いわゆる"目の下のクマ(くま)"として認識されるのです。 治療は上記1)、2)の構造上の問題を解消することで、目の下のクマ(くま)は大幅に軽減することが可能となります。 治療1ヶ月後(皮膚色素は残存するが、目の下のクマ(くま)が目立ちにくい構造に改善された) IMG_7624

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Q:目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行うと眼瞼下垂症が改善されるというのは本当ですか? もし、本当であればそれは何故起こるのでしょうか? A:本当です。目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行うと、軽度眼瞼下垂症の改善効果が期待できます。下の写真をご覧ください。治療前後を比較すると、明らかに治療後の目の開きが改善されています。 治療前 IMG_5040 治療後 IMG_7221 治療前 imageDrag 治療後 安藤 これまで眼瞼下垂症は、眼瞼挙筋(上瞼を引き上げる筋肉)の力が弱ったり、この筋肉と瞼板と呼ばれる上瞼の軟骨組織付着部が弛緩してしまったことが原因とされていました。 では何故、眼瞼挙筋の力が弱くなったり、弛緩したりするのでしょうか?原因は体質や加齢によるものが一般的です。また、ハードコンタクトレンズを長期装用していると、瞼板付着部の弛緩が起こりやすくなると言われています。 このように眼瞼挙筋の機能的問題による眼瞼下垂症の場合、治療は上瞼の眼瞼挙筋短縮術などを行って改善します。 しかし、今回の症例のように上瞼の眼瞼挙筋の働きは問題ないにもかかわらず、やや目の開きが悪く、眼瞼下垂症状を呈している場合があります。 そもそも眼瞼下垂とはどのような状態を示すのでしょうか?詳細は私のホームページ眼瞼下垂の項目に記載して いますが、下図左目のように上瞼が黒目を覆うような状態を一般的に眼瞼下垂症と言います。瞳孔が完全に露出するものを軽度、半分まで隠れるものを中等度、隠れてしまうものを高度と分類しています。 この分類からすると、今回の症例は軽度眼瞼下垂症と診断されます。 5-3a-p では目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行うと、何故、軽度眼瞼下垂症は改善されるのでしょうか? 下の図ー1をご覧ください。 図ー1 ptosis-1 目の下のクマ(くま)、たるみの要素が存在すると(1)の作用により、眼球は(2)のように上転する力が働きます。目が上転すると相対的に上瞼が黒目に覆い被さることになり、これが原因で眼瞼下垂症状を呈するようになります。 次に下の図ー2をご覧ください。 図ー2 ptosis-2 目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行うと、眼窩内から脱出した過剰脂肪が除去されます。この効果によって眼球を上転させる図ー1の(2)の力が働かなくなります。すると、図ー2の如く、目の上転が解消され、目の位置が眼瞼下垂の起こらない位置に戻るのです。これが目の下のクマ(くま)、たるみ治療により軽度眼瞼下垂症が改善される理論です。 これまで、眼瞼下垂症の治療は、その理由が何であれ、上瞼にある眼瞼挙筋の操作主体に行われていました。しかし、眼瞼下垂症の原因が眼瞼挙筋ではなく、目の下のクマ(くま)、たるみを引き起こす構造上の問題である場合、眼瞼挙筋を短縮する治療は不必要となります。 今回の症例のように、眼瞼挙筋機能が正常であるにもかかわらず、眼瞼挙筋の操作が行われたとすると、無理に眼瞼挙筋を短縮することとなるため、不自然な結果となる可能性も考えられます。したがって、目の下の構造に眼瞼下垂症を引き起こす原因がある場合は、目の下のクマ(くま)、たるみ治療を最初に行うべきです。この治療後に、まだ眼瞼下垂症が存在する場合、上瞼の眼瞼挙筋操作を行うようにすれば、無理に短縮する必要がないので、自然な出来上がりが期待できるのです。

銀座CUVO目の下のたるみ治療詳細

銀座CUVO目の下のくま治療詳細

Qー1:結膜アプローチのくま、たるみ治療(下眼瞼形成術)と、皮膚切開法による従来の治療法の違いは何ですか? A:以下にそれぞれの治療法のメリット、デメリットを簡単にまとめます。 経結膜法(CUVO法)                         皮膚切開法 メリット 傷跡が残らない              しわも完全に解消できる 早期回復 自然な出来上がり 経結膜法(CUVOの方法)                       皮膚切開法 デメリット 治療後スキンケアが必要な場合あり     傷跡が残る 回復まで長い 外反(あかんべー)の危険性 眼輪筋(涙袋)消失の可能性 このように、目の裏から行う目の下のクマ(くま)、たるみ治療のほうが、一般的に言うと優れた治療であることがわかります。 Qー2:では何故目の裏からの目の下のクマ(くま)、たるみ治療は、切開法に伴うさまざまなリスクを回避できるのですか? A:皮膚切開法を行うと、皮膚表面から切開を行います。下の図ー1の如く、皮膚から切開を行うと、まず皮膚を切開します。皮膚の下には眼輪筋(いわゆる"涙袋")が存在します。眼輪筋(いわゆる"涙袋")は目を閉じる筋肉ですが、そればかりではなく、目の表情をつくる大切な表情筋でもあります。皮膚切開法ではこの大切な眼輪筋を切開しなければなりませ。この眼輪筋の中には血管やこの眼輪筋を動かす顔面神経末梢枝が存在します。皮膚切開法では眼輪筋のみならず、こういった神経枝まで切断することになるので、眼輪筋機能が損なわれる可能性があります。 図ー1 fig-1 blepahlo approach 眼輪筋機能が損なわれると、涙袋が平坦化し、無表情となります。そこに過剰皮膚切除等が加わると、最悪の場合、下の図ー2のように下眼瞼外反(いわゆる"あかんべー")となる危険性があります。このように皮膚切開法による下眼瞼形成術はさまざまなリスクを伴うので、できれば回避するべきです。 万一この治療法を用いる場合は、上記のリスクを回避する能力を備えたこの治療の熟練医師が行うべきでしょう。 fig-3 blephalo approach 現在、米国をはじめとする美容先進国では、皮膚切開法による下眼瞼形成術に伴う眼輪筋損傷をいかに回避するかがトピックスとなっています。 経結膜法(CUVO法)では下の図ー3のように粘膜面から直接的、目の下のクマ(くま)、たるみの原因、つまり、突出した脂肪組織構造にアプローチします。このアプローチは皮膚切開をしないのみならず、皮膚切開法における大きな問題点である眼輪筋損傷や、眼輪筋を動かす神経損傷等が一切生じません。 これ経結膜法(CUVO法)の最も優れた点であり、眼輪筋機能を一切損なわないため、自然な治療結果が得られます。 図ー3 fig-2 blephalo approach Q−3:経結膜法(CUVO法)が安全性に優れた方法であることはわかりました。しかし、皮膚切開を行わないと、余った皮膚がたるむことはないのでしょうか? A:当クリニックでは2008年1月〜12月の1年間で総計1044名(男性103名、女性936名)の下眼瞼形成術を行いました。その平均年齢は約43歳(19歳〜80歳)でした。 その内訳は1040名を経結膜法(CUVO法)で治療を行い、4名を切開法で行いました。つまり、切開法を用いなければならなかった症例は全体の中で、たったの0.3%に過ぎませんでした。しかも、平均年齢43歳はこれまで皮膚切開法の適応となる年齢であったにもかかわらず、ほとんどの症例で皮膚切開は必要ありませんでした。この事実から証明されるように、皮膚切開法を用いる下眼瞼形成術はほとんどの場合、必要ではありませんでした。 その理由は皮膚は収縮性に富んだ組織です。ですから、われわれは万が一体重が半減したとしても皮膚が余ることはありません。また、妊婦さんが赤ちゃん(約3.5キロ)を生んでも、通常の場合、皮膚は余ることなく収縮します。目の下のクマ(くま)、たるみの原因である過剰脂肪組織除去量は約3グラム程度です。この程度の量を除去しても、余剰皮膚が発生することはほとんどありません。この皮膚の優れた能力を生かすために、皮膚が縮みやすいように皮下組織を調整すると、余剰皮膚が発生することがないため、皮膚切開を行う必要がないのです。 特に、目の下の皮膚は過剰に皮膚切除を行いますと、下眼瞼外反(あかんべー)が発生するため、皮膚切除量は可能な限り控えめに行いす。皮膚切除量を決めるには両目を上転させ、口を大きく開けた状態で皮膚に最大限緊張を与えた上で、デザインします。このようにデザインすると、通常の場合、皮膚切除量はせいぜい1~2ミリ程度です。 たったの1~2ミリ程度の皮膚を切除するために皮膚切開法を用いるのはあまり意味がありません。そこで、米国をはじめとする先進的な美容外科医たちは皮膚切開を行わずに、経結膜法による目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行うようになりました。 もし、皮膚に引き締めが必要な場合は、スキンケアによってそれをもたらします。当クリニックではこの考え方に基づいて目の下のクマ(くま)、たるみ治療を行っています。

銀座CUVOクリニック目の下のたるみ治療
銀座CUVOクリニック目の下のくま治療
Q;目の下のクマ(くま)、たるみ治療は、目の下のしわに対してどのような効果が期待されますか? A;目の下のしわは、目の下のクマ(くま)、たるみ治療により、ある程度の改善効果が期待されます。 目の下のしわは、下写真(治療前)のように眼輪筋と下垂脂肪の間に挟まれて発生します。 治療前 wrinkle-1 下写真(治療後)を観察するとわかるように、下垂脂肪が除去されると、皮膚を挟む原因が解消されるため、目の下のしわは改善されます。しかし、この症例のように長期間保持されれていたので、この治療後も残存しています。このしわをさらに改善するためには、ヒアルロン酸、ボトックスなどのスキンケア治療が有効です。 IMG_6947

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